父親の存在と、貢ぐ金持ち、そして有能なうつけ

創作関係

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9月22日

【前世のない俺の、一度きりの人生】

・194-199

・番外編13-16

 

 こんにちは。本編が怒涛の如く元気のない話になってきたので、書いていて私もずっとしょんぼり気味のはいじです。

 こうして本編のキャラクターの元気が失われると、ツイッターで行われる「ぺちゃくちゃ」(上記参照)というキャラクター同士のなんてことない会話も、自然となくなってしまうので、早く皆元気になって欲しいですね。

 

今回のテーマは【お父さん】

 そうです。前回、バイの時は【母親】主なテーマに持ってきておりましたが、第3章最後の山場のキーパーソンは【父親】です。

 話の主軸がBLから家族愛に変わりつつあるような気もする今日この頃なのですが、この話は絶対にBLなんです。誰がなんと言おうと「執着美形×平凡」なんです。

 そして、もうすぐ「執着美形」が”受け”の死をきっかけに完全体へと進化する所なので、早いところ進化させたい。

 これまでも、現世枠で「執着美形」の冠をその頭に被せられていたウィズは、私が前世でインの死を描写し終わったあとは、被せられていた冠をきちんと自分の手で「よいしょ」と被り直してくれると思います。

 そうやって、彼が執着美形に完全に羽化する時を見届けてから、第3章は終わりを迎える予定ですが、まぁいつもの如く予定は未定ですね。

 

【金持ち父さん、貧乏父さん】

 そう、そしてきっと読んでくださっている皆様にしてみれば、良いから【本編】を進め給え!という気持ちだとは思いますが、いや、もうですね。

 【本編】が元気なさ過ぎて、正直【番外編】の明るい「これから、スルーとヨルの貧しい村を豊かな街へ!村おこし計画!開始!二人でやり遂げようぜ!」という、いっくぞー!というテンションが無ければ、今回の更新は大分と苦しかったですね。ハイ、もちろん気持ちが。

 オブとニアはバッチバチに喧嘩しているし、オブはオブで「執着?知らん、俺はヤンデレ攻めだ」と新しい方向性へと体を向け始めたし、アウトの過去が思いの外重いし。

 ダラダラと続く酒場での会話きっついわーとブログに書いていたあの頃が懐かしい限りです。

 スルーがですね、私は好きなんですよ。

 詳しく言えばですね、変わり者と周りから話を聞いて貰えない故に、自分でもそうだと勘違いしている「有能なうつけ」が好きなんですよ。


信長協奏曲(4) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

(突然挟み込みますが、私の中の、キングオブ有能なのに一見うつけキャラは「サブロー」ですよね) 

 そして、それを見出し、手を引いて重用し、愛情の表し方が分からない故、貢物をともかく投げる金持ちという構図が、今、私の中で熱くほとばしっていますね。

 なにせ【本編】が暗いから。

 これから、スルーは話を聞いてくれるヨルに心底心を寄せて行き、何か自分も出来ないかと、絶対表には出ないものの役立とうと動きます。

 それを、もどかしくも、その発散方法が分からず、ともかく貢ぐヨルと呼ばれる金持ちを見てくだされば嬉しいです。

 きっと、本編ほど需要のない番外編ですが、お時間のある方は読んで頂けると嬉しいです。

 

 

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