体格差CPについて語る

エッセイ

1:はじめに

 

 今日はBLのカップリングの特性の一つである「体格差CP」について語らせてください。

 

 ダメと言われても語りますので。

 大丈夫、手短に語ります。

(すみません、結局ちょっと長くなりました。大丈夫、小説よりは短いです)

 

2:私の好みの体格差CP

 

 私の好む体格差CPは、

【デカイ攻め×小柄な受け】です。

 米騒動にある作品を読んでくださっている方は、分かって頂けると思うのですが、私の書くお話は、だいたいコレです。

 

 文章中に特に何の記載もない場合も、描写不足なだけで、私の脳内では上記のCPになっている可能性が高いです。

 以下、私の中に存在する体格差CPにおける魅力を語ります。

 

①絵面にロマンが生まれる

 単純に絵面が好みです。

 デカイ攻めにすっぽり覆われる受けなんて、完全に可愛い。

 

 それに、その小柄な受けをすっぽり自分の腕の中に包み込んだ時の攻めの心境も、想像すると堪らないモノがありますよね。

 

攻め(あ“ーーーー)

↑この心の叫びには様々な感情がないまぜになっていて欲しい。

 

【攻めの心境】

①「ちっさ!可愛い過ぎだろ!」な愛おしさ

②「どうにかしてやろうか」という加虐心

③「コイツは俺が守ってやんねーと」な庇護欲

④「(②の衝動で)俺がコイツを傷付けたらどうしよう」な戸惑い混じりの恐怖心

 

 なんて気持ちを攻めが内包して頂けると、私の心の安寧に繋がりますね。

 

はいじ
はいじ

最高!!

 

 まぁ、あとは受けがピョンっとデカイ攻めに飛びついてるような姿も可愛い×∞ですね。

(ピョン)

 

 「となりのトトロ」でメイとサツキが空を飛ぶ時に、くっついてる感じの絵面が好きです(一体如何ほどの体格差なんやいという感じですが)

 「昼寝している攻めの上で眠る小柄な受け」の絵面もステキ。(完全にトトロとメイやん)

 

 体格差の魅力は、全て「となりのトトロ」で再現されてる。まぁ、あれが史上最強の体格差と言えばそうなのかもしれないですね。

 

 あと、手を繋いだときの手の大きさの差もいいよね。爪先立ちして身長差を埋めようとする受も良い。

はいじ
はいじ

あぁ、長生きの秘訣が、そこにあったわ

 

 

②デカイ攻めに対して、小柄な受けが絶対に力では勝てない状態なのに、本質的な優位性は受け側にあるというギャップ。

 

 これは体格差というよりは、体格差を用いたギャップによる、完全に自創作のCPの特徴で申し訳ないのですが。

 私の癖は!こ、れ、な、の、です!

 

【体格差では負けてるけど、本質的には受けに優位性のあるCP達】

【高校デビュー】孝太×啓次郎

【俺宣】の白木原×新谷

【転生】の一郎(イチロー)×敬太郎

【前世】のウィズ×アウト、オブ×イン。

 

 と、この人達あたりが、まさにコレに当たるモノとして書いています。まぁ、っていうか。全部よ。全部。(列挙した意味……)

 

 今書いている【俺の声を聴け!】も完全にソレ。

 

はいじ
はいじ

それそれそれそれそれ!

 

 ふざけてじゃれあったりしても片手でいなされたり、攻めが簡単に受けを押し倒して、なんなら片手で両腕を拘束できそうな程の体格差である筈なのに、その本質的な優位性は【受け】側にあるという点において、えも言われぬ喜びを感じます。(祈り……)

(わかり味が凄すぎるし、理解あるよ……矢口)

 

 攻めの精神的な支柱が“受け”であって欲しい。

 そして、ここぞという時にデカい攻めには弱って欲しい。

 弱った所を、小柄な受けが何て事ない顔で支えてあげるシチュエーションはBLだろうが、少年漫画だろうが、私の心を熱く滾らせてくれる。

 

はいじ
はいじ

まぁ、つまりギャップが良いんでしょうね。最高!

 

③R18になった時の絵面に天元突破な魅力。

(ヒドいアイキャッチだな、おい)

 

 はい、きました。また絵面。

 体格差CPってどうしても、体の大きさによる“差”から生じる魅力なので、絵面による魅力はね。一度や二度語った所で尽きる事はない。

①とまとめれば良かったのでしょうが、一応R18における体格差の魅力なんでね。

 

はいじ
はいじ

別途、言わせて◎

 

 まぁ、R18だとアレですわ。

 デカイ攻めが受けの為に必死に理性を働かせて堪えてる絵面も良いけど、完全に理性ぶっ壊れてガンガン攻めてるのも、どっちも良いですね。デトックスデトックス。

 

 どっちも攻めの表情が必死&必死。それがいい。

 

 あと、攻めが本気を出したら受けが抵抗できない(私の創作上だと、そもそも抵抗とかしない)くらい、体が拘束される状態になる絵面もまた、ロマン。

 

 ベッド、壁、床。

 まぁ、どこでも良いけど、それと攻めの体で挟まれた、もう檻の中!みたいな状況ね。

 拘束からも快楽からも逃れられない不自由さの中、受けは、それらすべてを完全に受け入れてる所に、②で上げた精神的ギャップも絡んできて最高神(拝む)

 

 ちなみに【あられのおれ】という作品で、主人公がタチの好みを語るシーン。あれは、完全に私の好みです(言うた)

 

ハラムさんが小さいから、体の大きな人が良いんだ!自由を奪われてる感じが……イイなぁって思う。不義さんがハラムさんを後ろから抱きしめて、ベッドに抑え込んでるのがあったじゃん!俺、アレ好きだなぁ!

——【あられのおれ】あられの台詞より

 

 うん、私が好きなのよ。

 

3:まとめ

 

 そんなワケで、体格差による魅力はほぼ絵面あと、そこから生じるギャップ

 と、そんな所です。

 

はいじ
はいじ

好きなCPの特性語るの本当に心が潤う~

 

あ、追伸。(追伸?)

 最近買ったBL漫画で、「これ……体格差CPでは??」と思った2作品のBL漫画を掲載しておきます。

 体格差CPとしての魅力以上に、内容が良いのであまり”体格差”にフォーカスしたくはないのですが、そこはやはり漫画。

 

はいじ
はいじ

絵面が良いっ……!

 

①君の夜に触れる


君の夜に触れる【単行本版(特典付き)】 (from RED)

【ひとこと】
読む画集とはまさにこのことか。とにかく描写の美しさ足るや。ストーリーも良き。そして、随所に受けを包み込む攻めがいらっしゃいます。
 
①はきだめに恋


はきだめに恋 (NUUDE COMICS)

【ひとこと】
表紙からも分かるように、手の大きさが良い感じです。そして、超絶に受けが可愛いです。私の好きなタイプの一生懸命で良い子な受け。そして、見ての通り攻めは格好良い。

 

 最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

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