反響が嬉しい&物語は作者の偏差値以上にはならない

創作関係

更新履歴

10月24日

【前世のない俺の、一度きりの人生】

本編228-242話

小話15-17、外伝14-16

10月25日

【ふぁんあーと展示室】

キリコ様の作品追加

 

 いや、更新履歴を書く気力がなく謎に26日に24日の更新履歴を書きに来てしまいました。

 明日も更新の日なのだから、まとめるべきだったかもしれませんが、ちょっと書きたくて。にこ。

 そして、またしてもファンアートを頂きました。嬉しい。本当に嬉しい。そして、私の気持ち悪い語りに付き合っても頂いた。

 孤独な一次創作において、こんな嬉しい事はないですね。

 

思いの外反響が大きかった今回の更新

 今回の更新。初めてアウトの負の感情が、ヴァイスという正反対だけれど、最も近しい存在が現れる事で吐露される回でした。

 

 これまで、アウトは余り物事に執着したり、他人に対して酷い事を言ったり、我儘を言ったりといった事をしない人物として、どちらかと言えば口当たりのサラリとした感じを想定しつつ書いてきました。

 

 まぁ、それは彼の、世界や他人への執着を意図的に止めてい事からくるサラリでした。別に、アウトは成人君主でもなければ、神様でもない。

 なので、やっとここに来て、嫌気がさした心をそのままに吐露させる事が出来て、私は少し楽しかったです。

 アウトには最終話に向けて、もっと爆発してもらわないといけませんので。

 皆様におかれましては、70万文字分の時間を、主人公であるアウトと共に過ごして頂いたので、心が共に悲しくなってくださる方も居るかもしれませんが、私はそうなって頂けるように頑張って書きますね。

 

ヴァイスは神様ではなかった

 そう、ヴァイスという飲んだくれショタじじい

 ずっと、どこか深い何かを隠し持っていそうで、そして全てを見通したような無邪気でひょうひょうとした彼を、私はずっと、この世界の創造主だと思っておりました。

 「あなた、神様よね?」そう、本当に今回の更新分を上げるまでは思っていたのです。

 けれど、ヴァイスは言いました。

 

ヴァイスからの諫言

 

ヴァイス「神様?僕が?それならさ、この世界の成り立ちを、キミは知っているのかい?説明できるのかい?それを読んでる皆に、ウンザリさせない程度の文字数で、僕に上手く説明させられるかい?僕は無理だと思うな!だって、物語の世界観の重厚さは、創造主であるキミの偏差値に全て依存しているからね。ムリムリ。僕は知らないよ?この世界がどうやって出来たか、なんてさ。混沌から始まったとでも言う?混沌からどうやって今の形になったの?さぁ、はいじの偏差値で、出来るもんなら僕を神様にしてごらんよ!」

はいじ「ひい」

 

 

 と、ヴァイスの言葉を借りるなら、こんな感じです。

 彼を神様にしてしまうと、アウトにある程度世界の成り立ちから全てを知ってる風にしてお話をさせないといけなくなるので、「こりゃむりだー!」となったのです。

 そうこうしている間に、ヴァイスは勝手に数奇な運命に翻弄されている一人の人間になっておりました。

 

 いやはや、最初にプロットを立てないからこうなる。

 けれど、立てないから、良く言えば柔軟性のある、悪く言えばブレブレの物語が出来上がる訳です。

 

 皆様もヴァイスの事、神様的な何かだと思っていませんでしたか?

 私もです!キャラからの意趣返しを、いっつも私は書く度に食らって創作活動をしておりますよ!

 

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