とわいあもちゃん、コインランドリーへ行く

日常

近くにコインランドリーが新しく出来たのです

 

こんばんは。

お休みだったので、今日一日YouTubeを見たり、小説の見直しをしておりました、はいじです。

まじで皆さまにおかれましては心底どうでも良いお話かとは思われますが、報告させてください。うちにいらっしゃる10年来の付き合いのクラフトホリックの抱き枕。

名前を【とわいあもちゃん】と申します。

その子を近くに出来た新品ピカピカのコインランドリーまで連れて行きました。

作られているのは前から知っていたのでオープンする日を心待ちにしていたのです。どうせなら誰も使用していない初めてのコインランドリーで洗ってあげたかったので。

そして、その願いも空しく知らないうちにオープンしてました。もっと、こう……グランドオープンならアピールして……。

しかし、ちょうど夫が有休をとっていた時にオープンしていた模様で、頼み込んであもちゃんをコインランドリーへ連れて行ってもらいました。

まぁ、抱き枕としてそこそこのサイズ感のある子なのでそれを抱えてコインランドリーまで歩いて行った大の男の姿を想像すると驚くほどシュールでたまらない気持ちになりますね。

とわいあもちゃん、初めてのコインランドリー

そして、私が帰宅した時の夫は驚くほどぐったりしており帰った瞬間「具合悪いの!?」と私がおろおろしたところ、どうやらコインランドリーで洗ったあもちゃんが以前のあもちゃんとは変わり果てた姿になったと、嘆いていたようでした。

(横から見たあも)

多分、ぐるんぐるんと洗われたせいで中の綿が寄ってしまったんだと思います。あとは、洗った後特有の元々の手触りが変わってしまったこと、あとは匂いが変わってしまったこと。

どれもこれも、私が5歳くらいの頃に大事だったフワフワのタオルを母に勝手に洗われてしまった時の反応とまるきり同じでした。

そうなんです。この抱き枕、私が大事にしていて結婚する際も嫁入り道具として持ち込んだのですが、今や私ではなく夫が毎晩抱きしめて寝ているのです。

「あらわなければよかった」

そう言って、よく見てみると泣いていたので私的には「まじで……!?」という驚きと「こいつ……」という含み笑いで、いつの間にか抱き枕の所有者が本当の意味で変わっていたことにはっとさせられたところでした。

その日1日は夫の元気は回復せず、その日は抱きしめることもなく寝ていました。

「まじで?」のミルフィーユ。

私からすると、そうは変わっていない。

まぁ、顔に綿が寄ったせいで耳がペタンとなってしまったような気がするくらいでしょうか。なんなら、匂いがとれた事と手触りが変わった事は、洗った事を表していて、こうなって欲しかったんだよ、というところですね。そう思えるのが、所有者が完全に夫に移ってしまった証なのかもしれません。

とりあえず落ち込む夫に「毎日抱きしめてたら戻るよ」と肩を叩いて慰めるより他ないです。そして、それは本当だから。抱きしめていたら綿も動くし、きっとまたくさくなる。

 

そして洗う。そういうもの。

男の人もぬぐるみが好きになるのかぁという、謎の感動でした。

では、明日は信じたくないですが出勤なのでそろそろ寝ましょう。おやすみなさい。

 

 

 

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