【人間ドック】にいってきました
こんばんは。はいじです。
——-早速謎蛇足——-
この「こんばんは(こんにちは)はいじです」という書き出し。そもそも私以外が、このブログを書く事などないのに、なんで毎度毎度、自身が誰であるかの表明をする必要はあるのか(じもんじとう)
—–謎蛇足終わり——
人間ドックに行ってきましたといいつつ謎の蛇足からのスタート失礼しました。
そうそう、2月19日。
有休をとって生まれて初めての人間ドックに行ってきました。
人間ドックをしようと思ったきっかけ
(あんあんにも脅された)
きっかけは、そう。去年めちゃくちゃ体調不良になったから以外に他なりません。
30歳も過ぎると、自身の体のメンテナンスも年間の必須行事に入れる必要があるんですね。はい、理解しました、という2020年だったので、多少お金がかかっても、これは健康への自己投資だと思い、毎年のルーチンに入れていこうと思ったのです。
あと、こういうスピリチュアル的なのを信じる信じない議論は置いといて、私、今年が本厄なのです。
去年の前厄で既にそこそこ体に異常をきたしたので、本厄はきっとそれ以上なやつが来るに違いない、と身構得てる次第です。
男女で厄の年齢か異なるというのは、やはり先人達がその年齢で不調を迎える事が多かったからだと思います。
きっと女は30歳代に乗ったら、最初の体の折り返し地点なのでしょう。みんな、その辺で、具合悪くなった歴史が重なりに重なって……
そして、厄年が生まれたにちがいない。
(知らんけれど)
大体、昔の人ってことわざとかも上手い事言うし、言い伝えみたいな言葉も長い歴史の中で生まれた感満載の、なんか的を射たヤツ多いし、参考程度に気を付けとくといいと思う。
と、前置きが死ぬ程長くなりましたが、そんな訳で、はいじ【人間ドック】の予約を取ったのです。
<通常検査にオプションで付けた検査>
・マンモグラフィ(一方向)
・子宮頸がん検診
・胃カメラ(全身麻酔による)
はい、胃カメラ怖いですね。ウエってくるやつでしょう。そうそう、こわい。
なので、胃カメラに全身麻酔というスーパーオプションを付けました。
恐怖と苦痛の除去を、金を積んでお願いした次第です。
それなのに、職場の人から「逆にそれが怖くない?二度と目覚めなかったらとか思ったらさ」と言われ、別の恐怖に見舞われる始末。
なに余計なことを言ってんの以外の何物でもない。そんな事言われたら、すぐにドラマチックな妄想をする私は概ね5回くらいは、妄想してしまうじゃん。
無事、何回か目覚めない妄想をしました。
しかし、まぁ病気を恐れて人間ドックを受けるのに、謎に人間ドック自体を恐れていたら、話にならないので、覚悟を決めました。
人間ドックの会場
私の行った病院はめちゃくちゃ大規模な病院で、なんなら人間ドック専用のフロアみたいなのも作ってるくらいの病院だったので、中はめちゃくちゃ広くて快適でした。
なんなら会場がきちんと男女でフロアも違うという。
そして、なんといっても全てが綺麗という。ザ・快適。
そして、検査の流れは以下の通りでした。
- 検査項目
- 血圧測定
- 採血(5本も取られた)
- 胸部X線
- マンモグラフィ
- 身体測定
- 腹部超音波
- 健康面談
- 聴力検査
- 胃カメラ
- 眼底眼圧検査
出来なかった【子宮頸がん検診】
子宮頸がん検診は「生理終わりかけなのでお願いします後生でございます」とのたまったのですが「また来週おいでよ!」と門前払いを食らったので、まさかの今週末また参ります。
病院そこそこ遠くて当日5時起きだったのですが、今週末も5時起きの鬼。
人によっては拷問と名高い【マンモグラフィ】
そして、私は胸が小さかったのが良かったのか、マンモグラフィは特に痛くなかったです。なんなら器具に対して無理やり押し付けるという点において言うと、鎖骨辺りが痛かったですし、更に言っていいのであれば、必死に私の胸を器具に挟み込む看護師さんの方が、どちらかと言えば痛そうでした。
大人だって少しは成長する【身体測定】
全自動体重&身長測り機によると、私の身長は163.7㎝との事でした。
多分、最後の身体測定が162.5㎝くらいだった筈なので、少しだけ伸びていました。
私は30歳を過ぎた今でも、身長が伸びる事を喜ぶタイプの大人なので、心の中で小さくほくそ笑んだ後、夫と母にすぐに身長が伸びた旨のラインをしたのでした。
(変わらない、こころ)
伏兵【腹部超音波】
コレはアレです。暖かいヌルヌルを付けて、機械をお腹とか肺位のところを行ったりきたりさせるやつ。
私にとってはこいつが地味に伏兵的に苦しかったです。
肺を見ている時なのか(腹部超音波といいつつ)、両手を上げて機械を行ったりきたりさせられている時。まぁ、両手も上げておりますし、あまり動かなくなった事により、体重もそこそこ減っていたので、こう、なに。肋骨?あれの上をマジでそこそこの力で縦横無尽に動き回られるのが、そこそこ痛い。
けれど「いたい!いたい!」という声が上がるようなものでは決してなかったので、ぐぐぐ、と耐えるのみでした。
あとは、先生のあの呼吸の指示?
「はい吸ってー、吐いてー」のやつ。途中からちょっとアレンジが利いてきて「はい、大きくすってー」と、呼吸に深めのヤツが織り交ぜられるようになりまして。
その「大きく吸ってー」「大きく吐いてー」の間合いというか、間隔というか。
それが、そう。大分と短い。
明らかに大きく吸った場合、まだ吸ってる最中だったんだが、というタイミングで先生が深く息を吐くように指示してくるので「ちょっ、待って待って。まだ吸っとる。まだ吸っとる」と、その短間隔で吸って吐いたら"深く"は無理っす。どっちかにしてくださいの状況に陥りました。
加えて、肋骨を行き来するあの機械。
マジで腹部超音波の伏兵感やばかったです。
音が鳴ったら押してっていうから押した【聴力検査】
あの検査でよく見るデカめのヘッドホン。あれを付けるように指示があり「音が鳴ったら押してください」と言われたので「了解了解まかせろ」とボタンを握りしめたんですよね。
そしたら、ヘッドホンから聞こえる音がそこそこメトロノーム的な、なんていうんだろう。「ぴっ、ぴっ、ぴっ」という、軽めの音が中々リズミカルな感じで音が聞こえたので、この音を先読みして同じタイミングでボタン押すの、めっちゃ難しいやん、これで私のリズム感も見てるのでは?と、めちゃくちゃ必死に音を追いかけてボタンを押したんですよね。
軽く音ゲーやってる感覚でしたわ。
途中からちょっと「このリズム見切ったわ」とめっちゃテンポよくボタンを押したり話たりしたら、一旦検査止められました。
「すみませんが、音が聞こえたらボタンは押したままでお願いします」
あー、そういう感じ。
音の一瞬の切れ目に合わせてボタン離さなくて良い感じだったんですね、はいはい。
普通に恥ずかしかったです。
検査してる人には、私の落ち着きのないボタンの押し方が、どのようなカタチで見えていたのか分からないですが、ただ、ただ普通に恥ずかしかったです。
ラスボス【胃カメラ】(全身麻酔付)
来ました。今回のおおとり。恐怖の化身。
【胃カメラ】です。
体の中をよく見るために、カメラの管を口から入れようという原始的なやり方凄い。最初に思いついた人凄い。こわい。どんなテンションで始まったやつなの。
けれど、これをやるために今回の人間ドックを予約したと言っても過言ではないので、ここは耐えるしかありません。
やる前に書かされるあの同意書。あれが非常に恐怖を煽りますよね。
端的にいうと「やばい事、たまに、おこる、それ、理解してるって、ことで。おけ?」みたいな事が書いてある書類に、「おけ」とサインをしなくてはなりません。
おけ、とサインした後、歯医者さんみたいなベッド椅子が4台並んだ一つに通されました。40代くらいの男性しかそこには居なかったので、もしかしたらこの辺りの年代が胃カメラを受ける主流的年代なのかもしれません。
歯医者さん椅子に座らされた私は、看護師さんから呼吸の状態を数値で測る、あのコロナ渦で電気屋から姿を消した、あの機械をつけられ、謎の注射を受けました。
「きっとコレが麻酔なんや、このまま私は眠りにつくのや」と身構えて注射した後から、私の恐怖マックス。
一向に眠くならない。今からその辺軽く走れるよ、くらい眠くない。
その間「喉の麻酔もシュッっとしまーす」という、苦い麻酔を喉に2度程噴射され(これがマジで嗚咽出る程まずい)、胃の中見やすくするための液体飲んでくださーいを一気飲みし(前日9時以降何も食べてなかったところに初めて口にするソレのキツさ足るや)15分位歯医者さん椅子に、目をパッチリさせて座っておりました。
その間、ウトウトとすらならない恐怖。どう頑張っても眠くならない。
そのうち、私の前に胃カメラをした男性がベッドで寝た状態で運ばれてきたのを見て「あいつ、ねておる」と驚愕しました。
私はいつ寝るの。
全然眠くならないうちに、次の瞬間には胃カメラを突っ込む為の先端がホース状になったものを口に無理やり咥えさせられ、胃カメラの先生が待つベッドに寝かせられました。
めっちゃ涎を垂らす事が予想されるため、顔の部分にシートみたいなのをひくのでちょっと顔を上げてくだーいと、言われて顔を上げた
ところまでしか覚えていません。
途中、いつ終わるの?いつ突っ込むの?という軽めの"夢"を見ていたようで、起きたら、あの「あいつ、ねておる」の男性が寝かせられていた場所に寝ておりました。
多分私も運び出される際、次の人に「あいつ、ねておる」と思わせ恐怖を覚えさせたと思われます。
え?私の全身麻酔の予想って医龍の「はい、いーち、にー、さん。はい、落ちた」の感じなので、徐々に意識を失うものだとばかり思っていたのですが、私はどこで落ちたのかすら一切分かりませんでした。
というか、あの注射で寝たのか、それとも他の何かで寝たのか。
私には未だによくわかりません。
とりあえず、言える事は痛くも苦しくもなく、夢見心地のうちに私の胃カメラは終了した、という事だけでした。
ちなみに【胃カメラ】先生からの講評
胃の中は綺麗だそうですが、入口が31歳の割に……逆流性食道炎で荒れていると言われました。えぇぇぇ。確かに20代半ばで一度発症したけれども。
(柿の種梅味が好きすぎて、ファミリーパックを1日1袋全部食べていたら、寝た時に胃液を吹き出すという恐怖の症状を発症した事が全ての始まりでした)
良い年なので、マジでこれは経過みていこうと思います。
私の胃よ、まだ、君の仕事、長いよ。
そして、物語は今週末へ――
そんな感じで私の人間ドックは無事に幕を、一部閉じました。
今週末に行われる【子宮頸がん】検診でやっと全て終わりです。
ひとまず、自身の記憶ログとしてこちらに色々と書かせて頂きましたので、結果がきた場合もこちらに記載させて頂きます。
ここぞという時にブログに色々と書いておけば、別に病院にかかった時にここを見れば良いので。
私の人間ドックの結果なんか気にならないよ!そうおっしゃいませんで、時間がある方はまた聞いてやってください。
とりあえず、全身麻酔胃カメラは胃カメラの苦痛が別の形で除去される方法が編み出されるまで、私の人生のへびーろーてーしょんにしたいと思います。
それでは、みなさま、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
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