米騒動の皆の年末

創作小説

年末お喋り広場

 こんばんは。はいじです。

 残すところ2021年も、あとわ僅かとなりました。

 そんなワケで、少しでも年末っぽい事が出来れば、と思い最後に現れました。

  • 【未知との】
  • 【蛇足】
  • 【11時間差レター】
  • 【高校デビューに失敗した阿呆が不良と出会う話】
  • 【転生してみたものの】

 以上5作品の登場人物達のお喋りを少しだけ、うんうん唸りながら思い出しつつ書きました。多分、キャラ迷子が大量発生しておりますが。まぁ、ソレはそれという事で。

 皆様のお暇つぶしになれば幸いです。

 では、どうぞ◎

 

【未知との】×12月28日

咲「……」
道本「おらっ!咲!俺らと会えるの、今日が最後だぞ!勉強なんかやめちまえっ!」
咲「……」
道本「おらおら~!今年最後の俺らと遊べ遊べ~!」

 

いぐさ「あれ、ヤバいね!咲ちゃん、めっちゃウザそう!」
アクアス「どう考えてもウザいでしょう。嫌ですね。小学生にウザ絡みする事でしか、自分の存在を表現できない人って……哀れなり」
いぐさ「あわれなり!」

 

道本「聞こえてんだよ!?そこ!俺が咲と遊んでやってんだよ!?コイツはなぁ!?なんも言わねぇけど!俺にこうして話しかけてもらって喜んでんだよ!なぁ、咲!」
咲「……よいおとしを」

 

アクアス「年の瀬の挨拶一つで、もう目の前から去れと端的に表現している。咲さんの国語センスは、あのバ……道本先輩を遥か彼方まで凌駕していますね」
いぐさ「どーほん!良いお年をー!」
道本「テメェらとは明日も明後日も会うだろうが!?遊ぶ約束してんだろうがっ!?」

 

咲「……あそぶの?」
団地「……まぁな」
いぐさ「なに?咲ちゃんも一緒に遊ぶ!?」
咲「いいの」
アクアス「さすがに年末に小学生を連れまわせませんよ。ねぇ、マスター」

 

安本「あ?お前らが何して遊ぶかによるな」
いぐさ「カラオケー!」
安本「カラオケ?咲、お前歌えないだろ。やめておけ」
咲「……う、たえる」
団地「何を歌うんだ」

 

アクアス「団地先輩が間を置かずに尋ねにかかるなんて……でも、気になる。咲さんは何を歌うんですか?」
道本「はぁ!?咲が歌う!?どうせ校歌だろ!?小学校の校歌!同小出身のよしみで、一緒に歌ってやってもいいぜ!?」

咲「……」
道本「怒った!咲が怒ってた!校歌しか歌えねぇ癖に!校歌入ってっかなぁ!ぜってー入ってねーよ!アカペラだ!ここで一曲どうぞ!アカペラ!」

 

安本「道本……お前、本当に17歳か」
いぐさ「どーほん、ちょーオトナゲねー!」
アクアス「同じ人間として認識されたくないですね」

 

咲「……」
道本「ほら、歌ってみろよ!ほーら!ほーら!」
団地「黙れカス」
道本「ってぇぇぇぇ!?っくそ!いきなり何だ!?この糞団地が!」
団地「年末だからって、はしゃぐな。うぜぇ」

 

咲「……」
団地「……おい、咲。アイツはゴミだから気にするな」
咲「……う、たえる。私、うたえる」
団地「……へぇ」

 

アクアス「……何を」
いぐさ「うたうの?」

 

咲「……よ、ねづ、けんし。とか、すのう、まん。とか、とぅわ、いす。とか、ばっく、なんばー。とか、よあ、そび、とか。びーてぃー、えす。とか」

 

団地「……」
アクアス「……」
いぐさ「すっげー!一緒にカラオケ行こうよ!咲ちゃん!俺とも歌おー!」
咲「(こくん)」

 

団地「……おい、マスター」
安本「必死だな。どうしても、一緒に行きたいんだろうな」
アクアス「ちょっ、本当に歌ってくれるのか気になりますし。ねぇ、マスター」
いぐさ「一緒にカラオケしよー!」
咲「(こくん)」

 

 

安本「仕方ない……じゃあ、頼めるか。団地」
団地「あぁ」
アクアス「道本先輩の発案したカラオケ大会……全然楽しみじゃなかったのに、明日のカラオケが物凄く楽しみになりました」
道本「あ゛ぁ!?んだと!」

 

いぐさ「わーい!わーい!」
咲「わーい」

 

 

はいじ「久々の彼ら&彼女。玉泉院にて。名前のセンスくそか」

 

 

【蛇足】×12月26日

彦星「あーーーー!なんで!?なんで!楓は俺と一緒に来てくれねーの!?」
楓「なんで、俺が彦星の帰省に付いて行くんだよ。それに福岡なんて遠すぎ。そんなお金ない」
蛭池「まぁ、そうなるわな。諦めろ。彦坊」

 

彦星「いやだーーー!楓も一緒に帰るんだ!オモチカエリするー!!」
楓「はぁ!?なんだよ!お持ち帰りって!俺は弁当か!」
蛭池「(ソッチの意味じゃねぇんだけどな)」

彦星「楓が居なかったら、俺は、俺は……」

 

よしお「おい、お前。かっ、楓」

楓「あ、よしお君。どうしたの?」

よしお「お前。年末年始はどうすんだよ」
楓「俺?家には帰りたくないから、彦星のおばあさんの所で年越しするけど」

 

彦星「……あ。なんだ。お前。なに、楓に話かけてんの?」
よしお「っ!」

 

楓「彦星。睨むな」
彦星「だってぇぇぇぇ!コイツ、俺きらーい!だって俺と同じ匂いがするんだー!」
楓「そうか?同じシャンプーでも使ってるのか?」
蛭池「(そうじゃねぇだろ)」

 

よしお「……か、帰らねぇなら。お、お袋が、うちに来ないかって言ってんだけど。ご馳走するって」
楓「え?いいの?」
よしお「弟の成績が上がってきたから、その礼だって……うおっ!?」

 

彦星「テメェ、なんだ?楓をオモチカエリする気か?あんまチョーシ乗ってと、またぶっ飛ば」
楓「オモチカエリってなんだ!?俺は弁当じゃねぇ!おい彦星!やめろ!」
蛭池「(だから、ソッチの意味じゃねぇだろ)」
彦星「ああああああ!!いーやーだ!!楓が、この弱いクソにオモチカエリされるー!」

 

よしお「ちょっ、おっ、お持ち帰りって……!おっ、俺は、そんなつもりはっ!」
蛭池「(普通はそう言う意味に取るわな)」
楓「お前さ!?彦星!そんなに俺と離れたくないなら、帰らなきゃいいだろ!?ここに居ろ!めんどくさいな!」

 

彦星「っ!!」
楓「どうせ、一緒に住んでるようなもんなんだから!帰らなきゃいいだけの話だろ!?お前が居たら、別に俺はどこも遊びに行かないよ!」
蛭池「(お)」

 

彦星「っいぇぇぇぇい!ソウダ!そうだった!帰らなきゃいいんじゃーん!楓、ちょー頭いいじゃん!わーい!俺と楓は一緒に住んでるんだ!もうテイクアウトしてたー!」
楓「彦星。お持ち帰りがtakeoutって知ってたんだな。よく知ってるじゃん!エラいぞ!(本気)」

 

彦星「あーー!もっと褒めて褒めて!俺、ことし、家にはかえらねー!楓とお持ち帰りテイクアウトするー!」
楓「あははっ。何それ。ほんと彦星って、意味が分かんないなぁっ!」
蛭池「俺は帰るからな。彦坊(どうなっても知らねぇぞ。楓)」
彦星「ドーゾー!ゴユックリー!」

 

よしお「え?俺の誘いは……?」

 

はいじ「キャラが分からない……分からないよ」

 

 

【11時間差レター】×12月31日

薫「よし」
睦「何々、ナニソレ?」
薫「ウッゼ、帰れよ」
睦「帰りませーん!大学の皆バイト入っててさー!暇なのお前くらいなんだよ!俺と遊べ!この糞ニート!」
薫「黙れ。このモラトリアム人間が」

 

睦「あっれぇ。そんな言葉どこで習ったのかなぁ?あ!わかったー!洋クンだー!いやぁっ!洋クンったら、この馬鹿に色々知恵付けてくれちゃってー!今度、ガッコで虐めとこー!」
薫「テメェ。そんなに暇なら、表出ろや。相手になってやるよ」
睦「隙ありっ!とったー!!」

 

 

薫「っクソ!この野郎!ぶっ殺すぞ!?」
睦「ぶっ殺される前に、読むからダイジョーブでーす!えーと、なになに?」
薫「死ねっ!このクズ野郎が!」

 

1Fの薫母「ちょっと!薫!暴れない!?もう、子供じゃないんだから!静かに過ごせないの!?」

 

薫「黙れ!クソババァが!っちくしょう!睦!さっさと出てけ!」
睦「あけましておめでとうございます……って!薫!コレ年賀状じゃーん!馬鹿じゃねぇの!?年賀状は事前に出しとかねーと1日に到着しないんですヨー!?あれれー!これは洋クンに教わらなかったのかなー?やっぱ、薫はバッカでーい!」

 

 

薫「……いいんだよ。別に」
睦「えぇ?こんなに頑張って書いたのに、ワタサネーの?お前って、ほんっと、洋クン関連だと途端にヘタレだもんなー!」
薫「……ちげぇよ。……もう、お前、早く帰れ」
睦「かえりませー」

 

タンタンタン ガラッ

 

洋「こんばんはー。って、睦先輩!?えっ、なんで此処に!?」
睦「ふぁっ!?洋クン!?あれっ?」

薫「コイツはもう帰るそうです。気にしないでください」
睦「オイ、お前。まさか」
薫「……なぁ。おい。誰が、ヘタレだって?」

 

睦「まさか、この年賀状って……」

 

洋「あ、年賀状だ!薫さん!俺も、書いてきましたよ。えーっと。あった!はい!来年もよろしくお願いします!」
薫「はい、こちらこそ。来年もよろしくお願いします……オイ、クソ睦。ソレ返せや」

 

睦「っおい!まさか、まさかさ!お前ら……直接渡し合ってんの?毎年?」
洋「はい、毎年そうしてます」
睦「……薫、お前」
薫「今日はこの後、洋さんと俺は出かける。そんなにウチがいいなら勝手にしろ。このカス」

 

睦「ど、どこ行くんだよ」
洋「あっ、えっと……」
薫「答えなくていいですよ。洋さん」

 

睦「薫の癖に……薫の癖にっ!」

薫「あぁ、洋さん。もっと厚着してください。それじゃ、風邪ひきますよ」
洋「あっ、あ、ありがとうございます」

睦「クッソ!年末のバカップル全員爆ぜろや!?バーカ!!」

 

洋「あっ!先輩、良いお年をー」
睦「洋クン、来年覚えてろよ!ぜってーガッコで虐めてやっかんな!」
洋「えぇっ!?なんで!?」

 

 

はいじ「薫は確か、洋にだけは敬語だったような……。(うろおぼえ)特に薫が最終的に口に出して洋を呼ぶ時の呼び名が……謎の極み。付き合いも長くなって流暢な敬語になったって事で」

 

 

【高校デビューに失敗した阿呆が不良と出会う話】×12月31日

啓次郎「こうちゃーん!こうちゃーん!こっちー!こっちだー!」
孝太「そんなに叫ばなくても聞こえてる」
啓次郎「人がいっぱいだな!初詣すごいな!こうちゃん来てくれたなっ!今年はいっぱい遊んだな!来年も遊ばないとなっ!」

 

バタバタバタバタ!

 

正宗「犬だ。犬が居る」
桃太「ほーら、おいでー!ジャーキーやるよー!」

 

啓次郎「するめジャーキー持ってんの!?ちょうだい!お腹空いてたんだよなー!」
桃太「あ、欲しがっちゃう?ごめ。普通に持ってねーわぁ」
正宗「まぁ、欲しがるとおもわねーわな」

 

啓次郎「持ってないの!?ちぇっ、期待して損したなー。うう。お腹すいたー」
孝太「なら、先に屋台行くか」
啓次郎「うー。行きたいけど、俺……かーちゃんから、おこずかい前借し過ぎて、ここに来るのに、お賽銭分しか、お金貰えなかったからなぁ」

 

正宗「ぶはっ!お賽銭分のみのおこずかいっ!」
桃太「いくらっ!?いくらっ!?」
啓次郎「ここはお賽銭箱が、全部で何個あるの?って、母ちゃんに聞かれて」

 

正宗「厳密!」
桃太「クマの母ちゃん一回会ってみたいんだけどぉ!」

 

啓次郎「俺も何個お賽銭箱があるかわかんないって言ったら、お情けで……」
正宗「お情けで?」
桃太「お情けでぇ?」

 

啓次郎「5円玉を10枚くれた。だいたいお賽銭箱が10個以上はないでしょうって」
正宗「50円!」
桃太「うわっ!本気で5円玉で貰ってる!」

 

啓次郎「だから、我慢する!俺はこれを、真ん中の一番大きなお賽銭箱に全部入れて、来年こそは、こうちゃんみたいに格好良い男にしてくださいって頼むんだ!」
孝太「やめろ、んな無駄遣い」

 

正宗「一発逆転に賭けたとて50円だかんな」
桃太「そだね。無駄遣いした結果、50円しか現状手に入れられてない訳だからねぇ」

 

啓次郎「俺は無駄遣いなんかしてない!こうちゃんみたいになりたくて、こうちゃんと同じシャンプー!こちゃんと同じワックス!こうちゃんと同じ香水!こうちゃんと同じ洋服!こうちゃんと同じ」
孝太「やめろ!!」

 

正宗「あぁ、通りで。最近、孝太とクマ、同じ匂いしてんなーと思ったわ」
桃太「もう手ぇ出したのかと思ってたけど、違ったワケねぇ」
孝太「殺すぞ、テメェら」

 

啓次郎「俺は止めないぞ!俺の目標はこうちゃんなんだっ!絶対に来年こそはこうちゃんになる……こうちゃんになる?俺は、こうちゃんの一部になるのか……?」
孝太「落ち着け」
啓次郎「こうちゃんの、一部になったら!それはそれでイイな!なりたいな!」

 

孝太「……」

正宗「落ち着け、孝太。ここは神聖な神社だ。気を確かに持て」
桃太「ってか、年越してんですけど!?」

 

啓次郎「今年は!俺はこうちゃんと合体して一部になる!格好良くなるんだ!」
孝太「……」

正宗「孝太!落ち着け!?」
桃太「カウントダウンしたかったんですけどーーー!」

 

はいじ「啓次郎とスルー【前世のない俺】ってほぼ同じ性格している気がする。大いなるキャラかぶり」

 

【転生してみたものの】×12月26日

イチロー「せんせー!さよーなら!今年もおせわになりましたー!」
一郎「おっ、イチローにしては、まともな年末の挨拶じゃねぇか。こちらこそ、世話になったな!来年もよろしく!」
敬太郎「先生。良いお年を」

 

一郎「えっ!?」
敬太郎「え?」
イチロー「どしたの?センセー」

 

一郎「良いお年をって……もう、俺と会わないのか?今年」
敬太郎「え?だって、今日。終業式だし。もう、学校来ないし。え?」
イチロー「センセー、オレ達が明日からもガッコに来ると思ってんだー!」

 

一郎「あ、いや……そりゃ、そうか(確かに。もう学校は終わりだから……敬太郎とも今年最後か)」
イチロー「あははっ!せんせー!オレらがガッコ来なくてサミシーんだ!」
敬太郎「……寂しいの?先生」

 

一郎「ぐっ、寂しくなんか、ねぇよ。先生はオトナだからな!色々と付き合いもあって年末年始は忙しいんだ!小学生のお前らとは違ってな!」
敬太郎「……そっか。(そうだよな。もう一郎も大人だもんな。付き合いも色々あるか)」
イチロー「まー!カノジョとか、コイビトと過ごすんだよな!オトナは!」

 

一郎「いっ、いや。別にそんな事は……!」
敬太郎「……先生。じゃあ、良いお年を(そうだよな。そうだよな。一郎は格好良いし、昔からモテてたもんな)」
一郎「ちょっ!待て待て!アッサリ帰ろうとするな!」

 

イチロー「センセー!やっぱ、オレらと会えなくてサミシーんだ!でも、そんなん言っててダイジョウブ?来年は俺達卒業して中学校行くぞ!」
一郎「そ、卒業……!」

 

敬太郎「気が早いなぁ……まぁ、でも。あと3か月か。早かったな。小学校も」
イチロー「早かったなー!こないだ1年生だった気するなー!」
敬太郎「それは言い過ぎだ」

 

一郎「いやだっ!!卒業とか言うな!!待て待て!もう少し此処に居ろ!特に敬太郎!冬休みにお前は二者面談が必要だ!」
敬太郎「はぁっ!?小学校で二者面談なんて聞いた事ないんだけど!」
イチロー「あははっ!きっとけーたろが算数バカだからだ!」

 

一郎「そうだ!敬太郎は算数が余りにもお粗末なので、明日から特別個人補習だ!明日からも教室に来なさい!」
敬太郎「えぇっ!?」
イチロー「けーたろ!ホシューなんて大人っぽいなー!」

 

一郎「俺が良いと言うまで、年末年始休まず来てもらうからなっ!」
敬太郎「ちょっ!?えっ!」

 

一郎「いや、まどろっこしい!今から補習だ!イチロー!お前は頭が良いから、先に帰ってなさい!」
イチロー「はーい!オレはバカじゃねーからかえりまーす!」
敬太郎「えっ!えぇぇ!?」

 

はいじ「小学生相手に必死になる一郎先生。本当は昔みたいに年末年始も一緒に過ごしたいのです」

 

皆様、良いお年を!

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