💁♀️『Amazonや楽天の商品ページで、こういうの見たことないですか?』
アレクサの商品ページより
画像がどーんと表示されて、
商品のイメージがとてもわかりやすいですよね!
💁♀️『これ、私のKindle書籍にも入れてみたい!!!』
そう思って、さっそく調べて作ってみました!
\出来たのがこれ ↓ /

実際に作ったのは↓から見れます
これは「A+コンテンツ」という名前のサービスで、
「作品の概要」とは別枠で
✅写真・画像
✅イメージロゴ
✅比較表
などを挿入できる機能なんです。
Kindle書籍だと「出版社より」と書かれて表示されます。
普通の商品ページでは当たり前のように見かけますが、
Kindle本で活用している人は、まだまだ少ないイメージ。
せっかく画像でアピールできるのであれば、上手に活用して、読者さんに、もっとたくさん作品の事を伝えられる!!
というわけで、
✅A+コンテンツの設定手順
✅どんな風に考えてつくったのか
という話を中心に、書き残しておこうと思います。
もしかしたらKindle書籍を出している方向けの、ちょこっとノウハウチックな記事になるかもしれません。
普通の読者さんも、「はいじがこんな風に考えてつくったんだ~」くらいの気持ちで眺めてもらえると嬉しいです!
①設定手順
設定はとても簡単でした。
・KDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)のトップページへアクセス

・上部メニューから「マーケティング」→「A+ コンテンツの管理」をクリック
※このとき、なぜか毎回「問題が発生しました」と表示されますが、気にせず進んでOKです
・「商品紹介(A+)コンテンツの作成を開始」

・「モジュールを追加」から表示レイアウトを選択
※こんな感じで、お好みのレイアウトパターンからを最大5つまで選択することができます
🙆♀️『あとは指定された大きさの画像を作成してアップしていくだけです』
画像はCanva(キャンバ)などのデザインツールで作りました。
②こんな風に考えてつくったよ!
・最初は「画像を3枚」並べた
最初に画像をどーんと表示して、
作品の雰囲気を掴んでもらいたい!って思ったので、
「テキスト付き標準画像ヘッダー」
というモジュールを3並べてみました。

・1枚目は「CP情報」

大事な情報は先に出すのが基本!!
ってことで、最初はあらすじを一枚目にしてたんですよね。
けど、よく考えたら、BLとして一番大事な情報で、なおかつビジュアルで表現したいものって……
「受けと攻めの情報だ!!!」
というわけで、CP情報と簡単な属性をタグ表示した画像を最初に持ってきました。
ちるちるさんとか見てみてください。
あらすじよりも上にCP情報がきてるんですよね。
【初代様】ちるちるさんより
そのくらい、BL小説にとってCP情報は重要だと思います!
・2枚目には「あらすじ」を記載

あらすじって、普通は商品ページの説明文に書きますよね。
でも、あの説明文。
実は、最後までちゃんと読んでくれる人は意外と少ないって、別界隈の方からお話しを聞いたことがあります。
確かに、私のことを知っている方ならともかく、
「はじめまして」の読者さんが、いきなりあの文章だけの欄を読み込んでくれる可能性は、あまり高くないと思っています。
しかも、長くなると「続きを読む」と出て、途中までしか表示されませんし。
なので、画像の中に簡単なあらすじを入れて、
「どんな物語なのか」をパッと直感でつかんでもらうことが大切だと感じました。
■ 画像で気になってもらう
↓
■ 説明文でより細かいあらすじを見てもらう
↓
■ 試し読みで本編を読んでもらう
そんな、「はじめての方にやさしい動線」の最初のステップとして、あらすじを書いた画像をここに持ってきました。
また、この1枚の画像だけで物語の雰囲気や全体像が伝わるように、世界設定やストーリーの方向性をタグ風に表示しています。

こうした要素は、文章で説明するよりも、視覚的に見せた方がずっと伝わりやすいですからね。
・3枚目には「キャラクター紹介」

キャラクター紹介のページって、本編を開いてすぐくらいに入ってるんですけど、試し読みまで入ってきてくれないと、読者さんの目に触れない……
というわけで、3枚目にどーんとキャラ紹介の画像をもってきました。
あとは、あれですよ。
せっかくこんな綺麗なイラストを描いてくれたんですもの
🥳「みんなに見てもらいたいじゃないですか!(作者の巨大なエゴ)」
そして、キャラがいっぱい映ってると全体の見た目が映える!!!!
文字は小さくなってしまうので、細かいキャラ設定まで読んでもらおうとは思ってません。
ここでは、「こんな雰囲気なんだ!」ってのが伝われば十分かと思ってます。
主要キャラの紹介は、画像ではなく「別のモジュール」で作ったので。
(次の章にまとめてます)
すべての作品にキャラ紹介がついてるわけじゃないので、そういう場合は、3枚目は無しにするか、別のものに置き換えてます。
例えば、【勇者ヒスイは石化した! ⇒ https://amzn.asia/d/dWJ2mCt】なんかは、「スピンオフ作品である旨の説明」をここに入れてたりします。
とにかく、「新規読者さんへのわかりやすさ」を意識しました。
・「主要キャラの紹介」
次は、1枚画像ではなく「標準的な4つの画像とテキスト」というモジュールでキャラ紹介をつくりました。
\完成したやつ!/

このモジュール、何が良いかというと、
スマホでも自動で大きく表示されるんです。
他にも、選択した画像を大きく表示させる
「スタンダードマルチイメージモジュールA」
というモジュールも、結構いい感じのレイアウトなのでおすすめです!

・最後に「比較表」も付けてみました!
これは、モジュールを見るとイメージしやすいと思います。

「比較表」
この「比較表」を挿入して、複数の作品を同時にアピールすることができます!
しかも、作り方も簡単で、
作品のASIN(Amazonの商品管理番号)をコピペして入れるだけで
✅書影(表紙)
✅星評価(レビュー)
✅値段
などを自動で拾ってきてくれます。

ここにASINを入れるだけ!
仕上がりはこんな感じ。
私は「受け」と「攻め」の傾向を表にしてみましたが、
簡単なあらすじなどをここにのせるのもアリだと思います。
(少し縦長に表示されてしまいますが)
↓完成したものを全体で見るとこんな感じ
【前世のない俺】https://amzn.asia/d/0lF6Kpu
【俺宣】https://amzn.asia/d/8aSQoWz
~使ったモジュールまとめ~
①「テキスト付き標準画像ヘッダー」
⇒トップに3枚表示して、カップリング情報やあらすじを掲載
②「標準的な4つの画像とテキスト」
⇒キャラの画像をアイコンにして登場人物紹介を作成
③「商品の比較表」
⇒他の作品を並べ、内容の傾向を一覧でわかる表を作成
③反映されるには審査あり
完成したA+コンテンツは、反映させたいKindle書籍の
ASIN(Amazonの商品管理番号)を指定して「審査」に回します。
私の場合は、申請からちょうど1週間で反映されました。
反映後、商品ページに「出版社より」という表記が追加され、
設定した画像などが表示されるようになります。
③最後に
作品って「書き終えたら完成」じゃないって思うんです。
大切なのは、その作品を「届ける努力」をすること。
どれだけ心を込めて書いたとしても、読まれなければ存在しないのと同じ。
だからこそ、こうやって自分の作品をPRすることも、創作活動の一部だと思います。
とはいえ、自分の作品のPRって、正直まだちょっと恥ずかしい……
「書きました!」ってXで発信するだけでも、なかなか勇気がいるんですよね。
でも、それでもやっぱり――
自分の物語を、誰かに届けたい!!!
なので、これからもできることは全部やって、
「読んでよかった」と言ってくれる、まだ見ぬ読者さんの元へ物語が届くよう、努力を続けていきたいと思います☺️
Kindleで作品を出してる他の作家さんも、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
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