【15分ブログ】キトーさんとお茶会~私は彼女に2回も救われた~

エッセイ

 

先週、同じ一次創作BLを書いているキトー(@KITOHAHUJOSHI)さんと会ってきました。

キトーさんはアルファポリスさんやブルームーンさんで書籍化れてるBL作家さんで、コミカライズもされてるんですよ!!

 

では、そんなキトーさんと私がどうしてお茶をしているのか。

それは、先日ばつ森さんが企画してくださった【溺愛アンソロジー】がきっかけでした。

(アンソロメンバーとやりとりするの楽しかった~^^)

 

↑のアンソロのメンバーに私とキトーさんが居合わせ……!

グループDMをしているうちに、どうやら私とキトーさんは意外と住んでいる地域が、べらぼうに離れていない事が分かり——。

(私は誘うと言ったら本当に誘うのである)

 

キトーさんが快くOKしてくださった事で、お茶会を開催する事になったのでした!

 

キトーさん、本当に美人で優しくて気さくで。更に言えばかなりクレバーな方で。

いや、ほんと色々な挑戦や試みをしっかりと考えならがやっていらっしゃるんでしょう。めちゃくちゃ、タメになる話ばっかり聞かせてもらえて楽しかった!!

(あと、かわいい^^)

 

それに、キトーさんと話している話してる感じ、作品の癖とかも被っている気がする。

あんまり暗くなりすぎず、軽くハッピーに読める話を目指してるって言われた言葉に、私も全力で頷いたのは記憶に新しい……。

 

キトーさんの執筆ヒストリーとか伺いながら食べるケーキは本当に最高であった。

(何回見てもキトーさんの頼んだケーキ摩訶不思議アドベンチャー)

 

っていうか、キトーさん!

執筆スタートと書籍化がほぼ同じタイミングとか……!

いや、なにもう!?このタイプの方、ほんっとうにめちゃくちゃ尊敬するんですけど!??

 

こう、なんだろう……分かりますか。

ジャンプの主人公が一気に飛躍する感じを彷彿としてアガってしまう、あのエピソードを読んでる時の感覚に近いモノがありました。好…

 

あと、ちょっと嬉しかった事があって。

最初にお茶したお店で、キトーさんが「最近、私書くのが昔に比べて遅くなってきた気がするんですよ」と言われてて。

 

私もその言葉にめっっちゃ共感したんですよね。

 

ええ、私もそう。書くのが昔に比べて遅くなったタイプの人間でして。

なんなら、仕事を辞める前の方が、めちゃくちゃ書いてましたので。

(週に3万~4万文字とか当たり前みたいな顔して書いてた)

 

そんなワケで、一時期はそれで悩んだ事もありました。

私、小説書きを「仕事」にしたせいで、小説を書くのが好きじゃなくなったんかな、と。

 

ただ、それは既に葛藤し終えてる悩みなのです↓

5:「好き」を仕事にすると好きな事が「嫌い」になるのではないか|はいじ
コレ思った事ありませんかー? 私はめちゃくちゃ思ってました。 なにせ、夫から「仕事辞めて、小説でどこまでやれるか試してみなよ!」と言われた時に最初にした心配はコレでしたから。 いや、だって思いますよ。 睡眠時間が3時間しか無くても、毎日やっ...

 

特に、仕事でストレスを強く感じていた時ほど「書く」事に没頭して、睡眠時間もおろそかにするレベルでした。

だからこそ、週に3万~4万文字とか書けてたワケです。

 

でも、それって「好き」が強かったというより、「仕事」という「辛い事象」について考えたくなくて、物語で脳内を埋め尽くしていただけの「逃避行為」だったんですよね。

別に「好き」というプラスの力が光り輝いて書いていた、というワケではない。

 

なので「書くのが昔と比べて遅くなった」とか「前みたいに集中出来なくなった」とか。

それって、私にとっては脳内を物語で埋め尽くさなくてもよくなったって事で。つまり、「今」は、凄く余裕があって気持ちが楽って事なんです。

 

と、私が謎の自分語りをツラツラとしちゃった時、キトーさんが——。

 

「確かにそうかも。私も、凄く書いてた時は、仕事がけっこう……いや、かなりヤバくて。なんかもう、頭がおかしくなってたんですよ。そっかー、だからかぁ」

 

う、うわーーー(´;ω;`)

同じだ、同じだ!って、とてもテンションが爆上がりしてしまいました。

どうしてこう、人は「辛さ」や「感情」を共有できた時、こんなにも癒されてしまうんだろう……!

 

結論として、「書くことに集中しなくても気楽な“今”があるなら、それはそれで幸せだよね」ってところに落ち着きました。

だって、私たちは小説を書くことで楽しい気持ちになれるから書いてるのであって、「たくさん書くために自分をストレスのある場所に追い込む」なんてことをしたら、それこそ本末転倒なので。

 

いや、ほんと。

同じ悩みや葛藤を経て、現在は「最近、新作書いてないから何か書かなきゃなぁ」と、じんわりとした焦りのような気持ちを抱きつつ現在を生きているというのがなんとも嬉しい共感ポイントでした。

 

と、お喋りしまくって6時間。

カフェを2軒ハシゴしたキトーさんとのお茶会は、癒しと勇気をたくさん頂いて終了しました。

(キトーさんの頼んだ黒い飲み物、これ桜ラテなんですよ……?)

 

是非ともまたお茶したい。

出来れば来月にでも。無理なら再来月にでも。

(ええ、私はお茶したいと言ったらお茶する女なのです)

 

あ、そうだそうだ。最後に。

私とキトーさんの初接触について語って終わりにします。

(まだ書くの?もう2000文字超えたけど…)

 

大丈夫、すぐ終わる。たぶん。

 

2022年。

小説を書くのを再開して、「できればもっとたくさんの人に読んでもらえたらな」と悩んでいた頃のこと。

ともかく、世の中にあるありとあらゆる投稿小説サイトに登録して、小説をアップしていました。でも――まぁ、どこに投稿しても読まれない。

 

まぁ、無名のポッと出が読んで貰えるほど、投稿小説サイトは甘くないですからね。

でも、その中で「ノベルアップ」というサイトに【前世のない俺の、一度きりの人生】という作品を投稿した時に、唯一反応してくれた方が居たんですよ。

 

まぁ、それがキトーさんだったんですけど。

反応なんてまったく貰えなかったところに、定期的に反応がもらえて…なんかもうめちゃくちゃ救われちゃって。

 

もう、感謝感謝で反応がもらえる度にはしゃいだもんですよ。

この気持ち、投稿サイトに小説を出している字書きの方なら、多分分かってもらえるかもしれません。

 

その後、なんやかんやあってキトーさんのXを知って覗いてみたら、なんの!既に商業で本を出してるプロの方じゃんって驚きました。「私、本を出すような、こんな凄い方に読んでもらってたんだ!」と、ともかく泣くほど嬉しかったのを今でも覚えています。

 

「読まれない」=「面白くない」

 

↑と、こういう方程式が成り立つワケじゃないって事は頭の中では分かっています。

 

でも、当時は……まぁ、なんでしょう。

色々他人と比較して落ち込み始めていた頃だったので、キトーさんが読んで反応してくれた事にめちゃくちゃ救われまして……!

なので、今回は本当にお会い出来て嬉しかったんです。

ほんと、あの時はありがとうございました!

 

そして、この記事を読んでくださってる方にも言いたい。いつも、反応してくださって本当にありがとうございます(´;ω;`)

 

あなたのお陰で書くのが今日も楽しいです!感謝!

 

それでは、また次の記事で~!

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エッセイ創作関係

コメント

  1. ちょっともらい泣きしそうになりました。前世のない、、に反応し続けてくださったキトーさん!ありがとうございました😭おかげさまではいじ さんのモチベーションが保たれて物語の最後まで今読めているのかもしれませんね。はいじ さん描き続けてくださってありがとうございます😊
    それでは〜

    • ブブーさん^^
      もらい泣きしそうになってくださってる……やさしい。
      そうなんです。
      【前世】の完全最終章~【俺の声を聴け!】までの間が、私の執筆復活期の全病みを集約したような期間だったので……

      あの時、ノベルアップで反応して貰えたのは病みの中の光明みたいでした😭
      キトーさん、ありがとう……

      そして、こうして過疎ブログに反応してくださるブブーさんにも大感謝です!!!冗談抜きでっっ!

      • 確かに病みで闇期だったのでしょうが、そのはいじ さんの経験全部があの2大名作執筆に大きく寄与していることを思うと、、、本当にきつい時期を生き抜いて書き切ってくださって感謝です🥲(へんふよです)