15年前から小説を書いてると、よくあるんですよ。
「作中の単語が、ちょい古くない?って時代錯誤起こす問題」
例えばそうだな。
私の学生時代を鑑みると……
「メアドを交換した」とか。「写メ撮ってー」とか。
小説の一文として使うならこういうのとかね。
アイツからのメールが来てないか気になって、俺は何度もセンターに問い合わせた。
\センターに問い合わせた/
問い合わせちゃったか……!
きっとコレは、喧嘩した攻めからのメッセージが来てないか、ずっと気になってソワソワしてる受けだよ。
絶対今の子分かんないでしょ。
まぁ、このブログを俗に言う「今の子(学生さん)」が見ているとは欠片も思っていないので「センター問い合わせ」の説明は割愛します。
話を戻すと、十年経つとこういうちょっとした単語の「古さ」みたいなのが顕著に表れてくるんですよねって話。まぁ、敢えて時代性を意識した小説とかなら、むしろリアル感が出て効果的ですよね。
私の過去の小説、けっこうそういうのがある。
もちろん意識してそうした感じじゃない。
普通に時代が先に進んじゃっただけ。
絶対「スマホ」とかも十年後とか「あぁ、あの古の……」みたいなヤツになってるんだろうな。
仕方ないよね。あんまりそういうの気にすると、そもそも小説書けなくなるし。それに、読んでくれる読者の殆どは「今」の読者さんだし。
まぁ、作中にそういう単語がちらほら出てくるのは全然いいと思うんです。
でも、タイトルに出てくるとねーーー!?後に引けない!
【心苦しくも、私も、ゆとり世代でございます】
【ゆとり世代】きちゃったよ……。
ただ、この話。私としてはけっこうめちゃくちゃ好きで。
ほんとは2年前にKindle化しようと思ってたんですが、なーんかタイトルの時代ズレ感が気になって出来なかった。
じゃあ、タイトル変えればいいやんって思うかもなんですが。
変えたくはない!!(なんだコイツ)
で、今日までずっとその矛盾と苦悩(というほど悩んでいない)を抱えていた私の元に、嬉しいコメントがきました。
一昨日にXでも書いたんですけどね。
今日【ゆとり世代】に学生さんから感想を頂いたんですけどーーー!!!
今の子にとっては、絶対に「ゆとり」とか現代社会で習うレベルのヤツだろうに。楽しんで貰えたようで嬉しかった。自分で言うのも何なんですけど、この作品は「ゆとり」だけでなく「新人」の皆様に送りたい作品です——! https://t.co/tR89sq1ur8
— はいじ@書籍発売中 (@komesoudouhaizi) January 5, 2025
学生さんと思わしき方から【ゆとり世代】に嬉しいコメントを頂いて。
(ここは見てないと思うんですが、もし見てて公開しないで~~って場合は行ってください!ちゃんと消しますので!)
も~~ほんとに!!!踊り出したくなるほど嬉しかった!!
そして、日を跨いだ今日まで嬉しくてブログにも書いちゃってる次第です。
よくぞ読んで下さいましたッッ!
ありがとう、本当にありがとうっ!(イマジナリー握手!)
あと、この作品で「大人」に対して希望みたいなのを抱いてくれたようで、なんかBLとか置いといてすっっごい嬉しかったです。
そんなワケで、私は思ったのでした。
これからも長く書いていくつもりなので、「古くなる可能性のある単語」には多少気を付けつつも、本質的な部分で「古く」ならないような作品を書いていこう、と。
そう、改めて思った次第です。
はぁ、嬉しかった!
じゃ、この後は再び2作品目のDLサイト用小説を書いてきまーす(にこり)
(今回は前回よりはっちゃけられるように頑張ろーーにこにこ)
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