私、ジブリ映画の中で【魔女の宅急便】が一番好きなんですよね。
「一人立ち」「魔女」「箒で飛ぶ」「猫と喋る」
ほら、子供が刺さるヤツ全部入ってません?
入ってるよね???(圧)
だから、小学生の頃からめちゃくちゃ好きで。
金曜ロードショーとかでやってると絶対に見てしまう。
最後、デッキブラシに乗って飛ぶところとか、30代になって尚、キキと一緒に力が入っちゃう。
お陰様で、概ねセリフは暗唱出来ます。
地元の友達が相手なら、一つセリフを放ったら、さながら百人一首の如く続きのセリフを間髪入れずに返してくると思う。
いや、そんな話じゃなくて。
【魔女の宅急便】ね。
これがまぁ「創作」を趣味にし始めた頃から、一気に「刺さる部分」が変化してきまして。
特にウルスラ(画家の女の子)との会話は、全創作者に刺さるんじゃなかろうか。
私なんかは、調子が狂う度に必ず思い出すんですよ。
キキが飛べなくなった時の事を。
魔法を当たり前に使いこなしていたキキが、ある日突然飛べなくなる。
こんなのは初めてで、理由も分からない。
魔法が弱くなっているせいで、相棒のジジとも喋れなくなり。
頼りのお母さんは近くに居なくて、一人ぼっち。
がむしゃらに飛ぼうとするけど、上手くいかない。
お母さんから貰った箒も折れて使えなくなる。
「私、修行中の身なんです。魔法が無くなったら、私なんの取柄も無くなっちゃう」
「私、前は何も考えなくても飛べたの。でも、今はどうやって飛んでたのか分からなくなっちゃった」
刺さるねぇ。共感するねぇ。
さすが宮崎駿監督ですよ。
そのあと、キキをモデルにウルスラが絵を描く時の、二人の問答がまた良いんですよ。
ウルスラ「私もたまに描けなくなるよ?」
キキ「っ!そんな時どうするの?」
ウルスラ「描いて、描いて、描きまくる」
キキ「それでもダメだったら?」
ウルスラ「描くのをやめる。散歩したり、昼寝したり。何もしない。そしたら、急に描きたくなるのさ」
キキ「なるかしら?」
ウルスラ「なるさ!」
最後のウルスラの「なるさ!」に、大学生の頃から何度救われたことか。
だいたい「なんだか、ちっとも思ったように書けないなぁ」と悩み始めた時に、この二人の問答が脳内再生されるから。
そして、そこまでしても手放せない「好きなモノ」があるって、ほんとラッキーな人生だなと改めて思います。
と、色々と魔女の宅急便の事を思い返しながら「何を書いても面白くない……」と、謎のモヤモヤに苦しんでいる私に、少しだけ朗報。
さっき、お風呂につかったらとても気分が良くなりましたね。
……もしかして、私。
寒いから頭が働いてないだけなんじゃない???
コメント
はいじさんXリプでは発信ありがとうございますしましたが、きつい時に全部カットして、
こころのウルスラの小屋にお泊まりしてもらいたい気持ちもあるんです。したいようにしてください。いつもすきです。
ブブーさん(´;ω;`)
いつも優しい言葉をありがとうございます。
≫こころのウルスラの小屋~
↑の言葉がとても刺さりました。こういうのってともかくイメージが大事なので、心にウルスラの小屋を建てて、そこに通うイメージでいきたいと思います。
なんか、ちょっと元気が出そうな気がしてきました^^