【15分日記】たまに全身で浴びたくなる、忖度なしの読者の残虐性

エッセイ

 

【レベル30の俺】のちるちるのページにいつの間にか、作品の説明の項目が増えてる!

\お~~!/

(シモンの項目に「筋肉」って書いてあるのがけっこうお気に入り)

 

最初はなかったと思うけど、これは一体誰が作ってくれたんだろう。

 

ちるちるの人かな。読者の人かな。

どちらにせよ、ありがとう~。

 

そうそう、私、ちるちるの星1が「趣味じゃない」っていう名前なのが、本当に良いなって思ってて。

 

私、初見読者さんの「星1」が付いた場合、その他サイトでは「うーん、何が悪かったんだろ」って、ジワリと分析し始めるんですけど、ちるちるはその思考になりにくい。

 

特にレビューの文章が無い場合は「趣味じゃなかったんだな~」ってスルリと受け入れて流せるから。

 

言葉って凄いよね。

 

だって、そもそも「年下攻め」も「ツンデレ攻め」も苦手っていう方に、星の上位を付けて貰うって無理でしょう。

 

きっと、その方々に忖度するように作品を書いたら、多分今度は「年下攻め」好きの人にも「ツンデレ攻め」好きにも刺さらないモノが出来上がる。

 

(攻めから受けを取り上げるなんて可哀想過ぎる!って言われても、私は取り上げるのを止めない!)

 

マーケティングでは有名なヤツ。

「全員に刺さるモノ」を作ろうとすると、結局「誰に刺さらないモノ」が出来上がる。

 

2年前の冬、【初代様】がバーンと受け入れられた理由の中には、この辺も理由として多いにあると思う。

 

あの二人、ともかく尖ってるからな~。

 

特に「初代様」がとことん我儘を言うし、けっこうマジで酷いからね。

最終的には、初代様はお姫様と結婚までするという。

 

あれは、けっこう言われたな~~。

 

でも、まぁ……良いんですよ。

あの二人は、あの二人のままで。

 

ただ、私が一番レビューで気をつけて見てるのは、そういう「ヘキ」の部分じゃなくて

 

「文章表現」と「これBLじゃなくてもよくない?」

 

の指摘があった場合。

上記2つの場合は、モノによってはド反省会開幕~~!!

 

文章表現は言わずもがな。

なにせ、ヘキに到達する前段階の部分だからね!!?

基本情報も分からないまま、文章を読まされている「読者」の「ストレス」と「キレ」は、よーーーく知ってるからね。

 

あと、Webと紙本の見え方は全く違うし。

紙には紙の「読みやすい」表記の仕方がある。

 

なんなら、紙とWebでは完全に「読者層」も異なるし。

 

だから、書籍化時の加筆修正は、めちゃくちゃ悩むんですよ。

 

いつも私のお相手をして下さる読者の方って、日頃からWeb小説を読み慣れている方だと思う。

 

あとは、「Web連載から追ってて、作者の頑張りを身近で見てくださっている方」かな。

ちなみに、↑の方は、ここを読んで下さってる貴方様です。

 

上記の方は、本当に優しいです。

多分なんですけど、愛着もあるから「親」みたいな心持で見てくれる。

やさ……(生かされとる)

 

ただ、紙本で新しく流入してくる新規読者の方は「そうじゃない」

 

言葉を選ばずにいうなら「超・残虐」!!!

めちゃくちゃ本を読む友達と一緒に本屋を歩くと凄いよ??

(【レベル30の俺】の加筆直後の試し読みをお願いした子である)

 

「あー。コレね、途中からハーレムになって無理になったわ」

「これ、文章がおかしいんだよね」

「書籍化楽しみにしてたのに、表紙がな~」

「長すぎて飽きた。最初は良かったのに」

 

これよっっ!!

自分が「創作者(コッチ側)」に来てしまってから、抜け落ちてしまった「読者としての牙」が、今でも彼女には、爛々と輝いてますからね。

 

やっぱり、創作者になると内々の事情が分かるせいか「これ作るの大変だっただろうな」「中のデザイン凝ってるねぇ」みたいに細部を見ちゃって、本屋に行くと全本に対してリスペクトが先に来てしまう。

 

ただ、なんだろう。

誤解しないで欲しいのは、この子は何も間違った事は言ってないってことですよ。

 

彼女こそが「読者」を構成するサイレント・マジョリティー(物言わぬ多数派)の権化!

 

「読者の牙」を折られた「日和りみ創作者」という、私側の人間なんて圧倒的少数派です。

 

それに、この子と本屋を歩くのは大好きなんですよね~。

シンプルに知らない本について教えてくれるし、NGな部分が合うし。

基本、彼女の「これ無理」は私とも合致する。

 

そんなワケで、彼女と本屋を歩くと、私の読者の牙も研がれる(なにこの中二みたいな表現)

 

あと、そうだな。

定期的に、読者の忖度抜きの残虐性を全身で浴びたくなるんですよ!

ごめん、キモくて!

 

でも、私が書籍化で相手にする読者は……「この子や!」って標準が定まるるから。

(あっ、でもあんまりネットでは厳しい事言わないでね。ちゃんと落ち込むから!)

 

ここ見てるか知らんけど、いつもありがとね!

また一緒に本屋行こう!

 

あと、もう一つは「これ、BLじゃなくて男女でよくない?」「ってか、コレはBLなの?」の意見。

 

今回の【レベル30の俺】を書く時も、一番編集さんに確認を取りながら書いたのってコレですからね。

 

私「これ、ちゃんとBLになってますか……?」×50回

 

何回も何回も編集さんに聞いた。

今回は特に聞いた。

 

私、気を抜くと「世界とは」とか「善と悪とは」とか「いや、ガチ師弟関係じゃね?」みたいな感じになりかねない。

根底が、少年漫画好きだったり、ゲームが好きだったりするせいで……「恋愛」が主軸から薄くなってしまう場合がある。

 

読者の方は「ボーイズラブの本」を買ったと思ってますからね。

 

「チョコレート」を買ったと思ったら「カレーのルー」だった。

コレを体験させてしまったら、目も当てられない。

完全にブチ切れ案件でしょう。

 

BLのレーベルから出させてもらうなら、パッケージングだけはきちんと「BL」にしないと。

 

なので、最低限「文章表現」と「作品をBLにする」って事だけは、書籍化時の及第点を取れているかって事を知る為にレビューを熟読してます。

 

昨日、ちるちるのレビューを書いてくださった方が「割と忖度抜きで書いてしまったので」って言ってくださって。

 

いや、もうソレが一番嬉しいんですよーーー。

 

だって「次」に繋げられるから。

まぁ、商業で次があるかは分からないですが、少なくとも「紙本」は私自身これからも作っていくつもりなので。

 

ほんと、本当にありがとうございます。

 

あ、毎度おなじみなんですが。

もし読んで下さった方で「ちるちる」のレビュー入れてやるよって方は、入れて頂けるとありがたいです。

≫【レベル30の俺】ちるちるページ

 

ひとまず、めっちゃ今回の記事も長くなりましたね。

なにせ、15分以上書いてるし。

 

なんなら、寝ながら書いてます。だって——

いや、なんか急にきました。

 

あんまり辛いんで、何か書いて気を紛らわせないとやってけなくて。

 

インフルエンザかな……。

でも、近所の病院今日休み……

 

あの、そんなワケで今回の記事、高熱にうかされる創作者の地の底からの叫びだと思って、色々多めに見てやってください。

 

あー、はい。

ちょっと、寝ます。

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エッセイ創作関係

コメント

  1. インフルエンザ流行ってるからね😞お大事に🫴🍎🍮

    • ごんちゃんさん
      いや、ほんと死ぬかと思いました……まだ完全に治ったワケではないんですが、ともかく健康は大事だなって思いました(ぐったり)