作品に【★評価】を入れて貰える事の有難さについて

エッセイ

今回のテーマは【★評価】について!

 

こんにちは、はいじです。

今回は2年前に仕事を辞めフリーランスになりKindle電子書籍や、商業での書籍化を経て、改めて思った事を書こうと思います。

 

はいじ
はいじ

あっ、あの!ちょっと待って!

 

今回の記事は【Kindleで爆稼ぎする3つの方法!】とか【非ランカー作家が商業出版する方法】みたいな、noteのトップ記事に上がってくるようなキャッチ―なネタではありません。

ええ、そんな方法があるなら私が知りたいですね(とおい目)

 

まぁ、こんな世界の片隅の小さな一次創作者の不定期更新ブログを見に来てくださっている貴方様です。きっと、そんな勘違いはしていないと思いますが……念には念を入れて。

 

今回は表題の通り【作品に★評価を入れて貰える事の有難さ】について、感謝も交えて語らせてください。

 

創作者の持つ、やっかいで愛おしい「自己顕示欲」

 

突然なんですが、創作者ってその多くが「自分の作品を少しでも多くの人に見てもらいたい」という、ちょっぴりやっかいな「承認欲求モンスター」を飼っていると思ってて。

 

はいじ
はいじ

かくいう私も、人並みにそういう欲求はありますので

 

【やっかいな自己顕示欲を書き連ねた記事2選】

作品を読まれたいという自己顕示欲
人気の設定にすり寄るはいじはいじこんにちは、米騒動のはいじです。 先日、一次創作をされている椿さんと初めてお会いした時に、ハッとした事があったので、今回はそれについて書こうと思います。 どんな話の流れだったのかは、大興奮&楽し過ぎて余り詳細...
作品を読んで欲しい、出来れば「自然に」
やっぱり私は自己顕示欲の塊であった……こんにちは、はいじです^^早いモノで、今週で6月が終わります。困る困る!まだ私は6月分の短編も、新しい長編も、なんなら依頼を受けてる作品も一文字だって書いていないのに。はいじそして、33歳が終わり34歳...

 

まぁ、気持ちの大小はあれど、作品の評価が投稿サイト内で明確に順位付けされる世の中で、そういう自己顕示欲や承認欲求が欠片もない創作者って本当に少ないと思います。

 

このブログを「創作者」の方が読んでくださっているかは定かではないのですが——!

 

はいじ
はいじ

え!!読まれたくないですか!?

 

私だって、まだ見ぬ読者の方の所へ「作品」を届けたいと思っています。そんなやっかいで面倒くさい「承認欲求」「自己顕示欲」が創作の原動力の一翼を担っているのは……間違いないです。

その欲求を満たす為に、私はこれまでたくさんの短編を書いてきたつもりだったのですが————!

 

Kindle電子書籍や商業出版を経て、改めて再認識しました。

「同じ癖を持つ新しい読者」に作品を届けて下さっていたのは、他でもない「これまで読んで下さった皆様」という結論でした。

 

 

作品は小舟、評価は波

 

ちょっと想像してみて欲しいんです。

私、はいじは小さい小川のほとりに住んでいる船大工です。

いや、「え、急に何?怖いんだけど……」とか言わないで!?

 

はいじ
はいじ

お願いだから想像してってば!

 

はいじは毎日材料を必死に集めて、自分の持っている技術を集めて船を作ります。大きい船を作る体力は無いので小さい船です。

(蛇足:このイラストの女の人、学生時代の私そっくりなんだけど!?)

 

で、やっとの事で船が完成したら、川のほとりから船を浮かべて流します。

そこで、私は思うワケです。

 

出来れば大海原まで出て欲しい、と。

 

だって、大海原の向こうにはまだ見ぬたくさんの人達が暮らしいるんですよ!

そういう人たちに、作った「船」を見て欲しい。

でも、私がじゃぶじゃぶ船を押したところで、さほど遠くまで運べない事が分かりました。なにせ、足が付かない場所まで連れて行ったら、どうしても手を離さないとけなくなる。

 

そういう時に、私の小舟を大海原まで押してくれるのが「波」です。

 

さて、これは何の話だったのか。

小見出しで書いてるので分かると思いますが……

「はいじ」=「創作者」
「小舟」=「作品」
「大海原の先に居る大勢の人々」=「まだ作品を届けきれていない読者」
 
 じゃあ、最後の「波」は何か。それは——

 

はいじ
はいじ

既存の読者の方の「★評価」です

 

評価はサイト毎によって異なる

「★評価」と、ひとまとめに書きましたが作品を置く「場所」によって言い方は異なると思います。

 

「なろう」だったら「総合pt」かもしれない。「pixiv」「アルファポリス」だったら「ブクマ数」かも。エブリスタだったら「スター」とかになるんです……かね?

(pixiv以外は私自身が読者として使用しないので的外れな事を書いているかもしれません)

 

ただ、今回私は商業で書籍化した【初代様には仲間が居ない!】で如実に感じた事を書こうと思ったので【★評価】としました。

なにせ、この初代様という作品。私自身に然程の拡散力が無いにも関わらず、未だにじわじわ読んで頂いているのです(特に電子)

 

こちら、Amazonの【初代様】の商品画面です。

(2024.10.20現在)

 

こちらが「ちるちる」というBLを専門に取り扱った商品レビューやニュースを集めたサイトの【初代様】紹介ページ。

(2024.10.20現在)

 

私には「平均」とか「普通」とか、そういう数字的な基準は分かりません。なにせ、この作品は初めての書籍化作品だったので。でも、本能的に理解しました。

私の望んでいた「まだ見ぬ新しい読者」さんの所に【初代様】を届けてくれたのは「★評価を入れてくれた方達」だ、と。

 

だって!Amazonで商品を買う時、絶対に見るよね!?

 

はいじ
はいじ

★の評価と、評価者の数

 

そして、商品を買う時に結構な頻度で思っちゃうんですよね。

「レビューの数が多いし、評価もそこそこ良いから〝コレ〟にしとこ」って。

 

特に「買おうかどうか迷っているモノ」に対して、その思考が発動する事が多いんです。それに改めて気付いた時、思ったんです。

 

これって、最初に買ってくれた皆さん。つまりは……

 

はいじ
はいじ

ずっと応援してくださった皆さんのお陰じゃない?

 

人って「リスク」とか「失敗」を避けたがるじゃないですか。

そりゃあそうですよ。大切なお金ですもん。せっかく買って「失敗したーー」なんて思いたくないだろうし。私もそうだし。

 

そういう初見さんの「不安」を取り除く役割を、最初に作品を手に取って「★評価」をくださった皆さんが取り除いてくれたんです。だから、発売から1年近く経った未だにジワジワ読んで貰えている。

 

そう思ったら、なんだろう。泣けてきちゃって。

それで、今回の記事を書こうと思ったんです。

 

「趣味じゃない人/★1の人」にも届く必要がある

 

もちろん、大海原に出して貰えたからには「こういうの待ってましたーー!」という、作品を大歓迎してくれる方ばかりじゃありません。

 

はいじ
はいじ

うわっ、ナニコレ!趣味じゃない!

って人の所にも届く事も、もちろんあります。

【Amazonの初代様の評価レビュー↓】

【ちるちるの初代様の評価レビュー↓】

 

 

大海原に出たのだから、岸壁にぶつかって船が傷付く事もあります。

でも、そこも含めて「これまで届けられなかった人に届けられた証」だと思っています。★1、★2は決して悪意ではない。

この方達も「読んで下さったからこそ」評価が出来るワケなので。ありがたい事ですよ。

 

そして、そういう全ての「新しい読者」の方々の元へ作品を届けてくださった皆様(※)。

(※私はこのブログを見てくださる方々は、総じて私の事が嫌いじゃない方々……むしろ好きで居てくださる方々だと信じてます!だって、ここマジで過疎ってるから!!!!!)

 

貴方は、ネットの片隅にひっそりと生きる「字書き:はいじ」をサポートして下さる大切な「仲間」です。

私が「もう無理」と膝を折りそうになった時、いつも「ヒール」をかけて私を回復してくれたのも〝あなた〟。名も無き新人作家の本を大海原まで連れて行ってくださったのも〝あなた〟。

「いや、勝手に仲間にすんなし」と思われるかもしれませんが……まぁ、まぁ。

こんな殆ど人の来ない集落:米騒動にまで来てくださるんだから、どうぞこれからもよろしくお願いしますよ!

 

はいじ
はいじ

それでは、今回はここまで!

また次の記事で会いましょう~~!

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