【俺の声を聴け!】というお話について

エッセイ

【俺の声を聴け!】完結!

 

2023年4月23日【俺の声を聴け!】が完結致しました。

 

はいじ
はいじ

わーーーーい!!!

 

もう、本当に長かった……!長かったよう!

2022年7月に連載をスタートさせたので、約9カ月間の連載期間となりました。

総文字数73万文字

(だいたい、文庫本7冊分くらいの文量です)

 

私の好きな少年漫画の要素と、RPGのゲーム要素をふんだんに盛り込んだ此方のお話。

純粋な「本編のみ」だと、私がこれまで書いた長編の中ではトップクラスに長いお話になりました。

 

 

作品について

 

映画【英国王のスピーチ】っぽくしたかった。

 

はいじ
はいじ

なんか異世界トリップ書きたいわぁ

って思って軽い気持ちで書き始めたお話。

 

あとは、【英国王のスピーチ】っていう映画が好きで……。

 

吃音に悩む国王が、セラピストと友情を築きながら世紀のスピーチに挑むまでを描いてるのを見て……

 

はいじ
はいじ

最&高!!

って、なったんですよね。

特に、この映画の中で緊張の中スピーチに挑む王様に対して、セラピストが「全てを忘れて。私に話して」って言う台詞が……もうね。ね!!!

 

全ての原点はこの台詞でしたね。

(私の物語の書き始めってこのパターンが多いです。この一言を違和感なく万感の思いで言わせたいが為に73万文字書いた……)

 

なので、最初はイーサの設定としては「お喋りが出来ない内向的な子」という性格の予定でした。いつの間にか、消えて無くなっておりましたがね!

 

【俺はここに宣言する】というお話の巻き直しがしてみたかった

 

あと、過去作【俺宣】を、基盤に作ろうかなとは、ぼんやり思っていました。

【俺はここに宣言する】っていうお話も、タイトル通り主人公の「宣言(スピーチ)」で幕を閉じます。

ストーリの流れだけではなく、キャラの属性も【俺宣】に寄せて書いたつもりなので、どちらも読んで下さった、マジでお優しい方は「このキャラはあのキャラを模して作ったのかも!」とか思って読んで頂けると面白いかもしれません。

 

【俺宣】に寄せて書いたアレコレ
主人公に手厳しい双子/真面目とチャラの二面性/俺様トップ/主人公の友達になる可愛い子/マイク壊したかも!?/とんでもない噂流してんじゃねぇ!/などなど……
 
 

書く前に、初めてプロットを立ててみた

 

はいじ
はいじ

第2章までね!!!

 

私、これまでのお話で「プロット」(構成)なんて考えた事なくて。

【俺宣】も【前世のない俺】も、短編も中編も。

 

はいじ
はいじ

その場その場で、必死に考えながら書きました

ただ、「【この台詞】【この場面】は必ず書きたい!」みたいな、物語の一番書きたい場面だけは、頭に思い浮かんでる状態で。

 

【俺の声を聴け!】で言うと、

1:最後のスピーチ

2:中盤ラストの主人公の、ここぞ!というあの台詞

 

この二点以外は、最初は何も決まってませんでした。

でも、普通はプロットって立てるもんだよなぁという事で、一旦やってみる事にしたんです。

 

まぁ、秒速で飽きましたよね(真顔)

もう無理なんですよ。

基本、書きながら必死に続きを考えるというスタイルでしかやってこなかったので。

(ここに書いてる序盤ですら、生かされてないモノ山のようにあるから…)

 

こういうのを考えるより前に、一刻も早く書き始めた方が……私は良いなと思いました。

後から苦しむ事になっても、考えなきゃいけないっていう「必死さ」で、どうにか物語って浮かんでくるモノなので。

 

はいじ
はいじ

私、プロット向いてなかった!

まぁ、もう一回くらいやってみます。

次回の長編も、一旦チャレンジして……やっぱいらんかもって思ったら……もういいかな。

 

 

私を育てたゲーム達で出来た、渾身のラスト!

 

とてつもなく長いお話ですからね。

おいそれと「読んでください」なんて言えないです。

 

ただ、今回のお話のラスト及びストーリー全体は……私のゲーム好きを全て込めたので、自分的には全力投球できたラストでした。(まぁ、いつもラストは全力投球ですが)

 

ほんと、最終話ね。

実は週中に書いていたお話が、どうしても気に食わなくて、更新日当日に改めて一から書き直したモノだったりします。

 

はいじ
はいじ

【俺の声を聴け!】というお話から離れ難かったのかも

 

まぁ、書いてる途中はめちゃくちゃキツかったですよ。

何回も書くのを止めそうになりましたが……。

むしろ、そういうキツさが他の作品よりも強烈だったせいもあって、最後まで来たらさ寂しくて寂しくて。

 

そういう気持ちを込めた、渾身のラストですわ。アレは。

こういう達成感があるから、長編は止められない◎

 

はいじ
はいじ

最後まで書き切って本当に良かった

 

6月から、新しいお話へー!

6月からは十年近く更新を放置していた

 

【つまりは、明日からまた一週間が始まるということ】

 

という、これまた異世界トリップのお話の更新に入ります。

現状、既に17万文字くらいあるのですが、もしかしたら一旦作品を下げて練り直したモノを一から上げるかもしれません。

 

まぁ、予定は未定ですが……またお付き合い頂ける方がいらっしゃいましたら、私の七転び八起きの様を見届けてください◎

 

はいじ
はいじ

では、また来週~

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エッセイ創作関係

コメント

  1. サトシが仲本聡へ帰るんだと分かった時、泣いた感情を読んだ後すぐに書き留めようとしましたが
    正確に捕えることが出来ませんでした、もう自分でさえあの涙をことばに変換することができません
    残念だと思いながらもこうやってはいじさんに感想を書く場所にこだわって?言葉を探しました。という感想を伝えようと思いました
    私は考えても書かない、書いてもメモに置いたままはアウトプットしないが多々あります
    纏まらない感想をここに書きます

    サトシは仲本聡に帰り
    イーサはイーサ王になった
    もうユメデンワでしか会えない
    ユメデンワでなら会える
    終わってしまうのはさびしいとゲーマー栞と同意
    だけど読んで泣いたのはさびしさだけじゃないかも?
    歳を取ると感情を簡単に涙に変換してしまうなぁ

    2023.4月30日のはいじさんへ(ここに居る)
    俺の声を聴け完結お疲れ様でした
    2023.8月6日に読み終えたごんちゃんより

    小学生の時見てたアニメドラえもんの「帰ってきたドラえもん」回 初見で泣いた感情と近いかも?

    • ごんちゃんさん^^

      わ、わ、わ!
      読み終わってくださってるーーー!
      【俺の声を聴け!】読了してくださって、本当にありがとうございます。
      長かったでしょう。読んでいるというお話を伺っていたのですが、まさか感想まで頂けるとは思ってもみませんでした。

      映画なり様々な媒体で物語で「感動」に触れる時、そう言う感情になります。分かります。
      なんで泣いたのか、分からないけど映画館ではどんどん物語が先に進んじゃうし、なにせ夢中なもので……結局なんで自分が泣いたのか。
      どうにか明文化したいのに、時間の経過も相まって分からないまま終わってしまう事、よくあります。
      (君たちはどう生きるか、を見た時そんな気持ちになりました)

      そんな中どうにか言葉を探してここに伝えに来てくださった事が、本当に嬉しいです。
      ごんちゃんさんの「歳を取ると感情を簡単に涙に変換してしまうなぁ」に、私も同意見です。
      私はすぐに「言葉」に当てはめたくなる性質なのですが、決してそうする事だけが全てじゃないと思います。
      明文化すると、削ぎ落される感情や気持ちが絶対に出てくるので。
      そのままで良い時も多々あると、私は思います。

      当時の私への労いもありがとうございます。
      あの時の私に、届けておきますね^^

      ドラえもんのあの素晴らしい涙と似た感情で捉えてくださっているありがたさときたら……^^
      書いて良かったです。本当にありがとうございました◎