企画に参加させて頂きました!
こんにちは、はいじです。
今回の記事のテーマはこちら。
「タイトルシャッフルゲーム」企画に参加させて貰ったよ!
私はネット上では「ぼっち」です。創作BLを書かれる方との繋がりは、片手で足りる程しかありません。へへ。
そんな私をと絡んで下さる、数少ない創作BL作家さんの一人「楽川 楽」さん。
※アイコンまで私に依頼してくださったよ!ありがてぇ!
「タイトルシャッフルゲーム」というのは、そんな楽川さんが企画してくれた凄い企画です^^
企画内容
参加メンバー6人各々がそれぞれ好きなタイトルを考える
↓
タイトルシャッフルする
↓
ランダムに当たった誰かのタイトルで「美形×平凡」の作品を創作する
最初は
へー!楽しそう!
って呑気に考えていたのですが、やってみたらメチャクチャ難しくって!!
そんなワケで、この企画は難しいやら、面白いら、興味深いら、楽しいやら……
一人で悲喜交々してました^^
参加メンバー
(五十音順に並んでいるはず)
主催者:楽川楽 さん
かみす さん
綺沙きさき さん
Gta。さん
坊 さん
わたし!
この6名です。
ちなみに、御存知かとは思われますが「かみす」さんは唯一の絵師の方です。
漫画で参加されたんですよ!すごい…!
※ちなみに……
【あられのおれ】も2022年11月に楽川さんが企画してくださった「小説当てゲーム」という企画にて作成したものです。
企画・運営力が凄過ぎる……!
タイトルシャッフル!
こうなりました!
ちなみに、私に当たったタイトル【ブラントン・プルースト】を考えてくださったのは、かみすさんです。
かみすさんのセンス、素敵過ぎる。
関係ないかもですけど、絵師の方って見えてる世界がなんか……おしゃれそうな気がしてます(雰囲気でモノを言っておる)
更にちなみに、私の考えたタイトルは此方。
その時、心が動いた
最初はNHKの歴史番組「その時、歴史が動いた」をそのまま使おうと思ったんですけど(好きなんです)、BLで歴史を動かすのはあんまり難易度が高過ぎるだろうという事で「心」にしておきました。
Gta。さんが書いてくださったよ^^
タイトルが決まっている状態で物語を練るということ
ものすっっっっごい難しかったです!!!
タイトルがお洒落過ぎて、そもそもの単語の意味が分からなかった
まずはコレですね。
私はこう「そのまんまだね」という安直な日本後タイトルしか付けた事がなくて。なので、結構本気で戸惑いました。
どどどどど、どうする!?
調べた所「ブラントン」と「プルースト現象」という二つの単語の造語である事が分かりました。
ブラントン:至高のバーボンウイスキー
プルースト現象:特定のにおいが、それに結びつく記憶や感情を呼び起こす現象。
おしゃれ〜
タイトルはいつも最後に考えていた
物語全体に合わせて最後に考えるタイトルが、ド頭から決まっている!
こういう物語の作り方はした事がなかったので、困難&困難でした。
【ブラントン・プルースト】というお話
このお話は、フランスの小説家である「マルセル・プルースト」のウィキペディアを見ながら書きました。
前項で記した「プルースト現象」の由来。
フランスの作家、マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」という作品で、主人公がマドレーヌを紅茶に浸した時の香りで、幼少期の事を思い出す場面がある事から付いた心理現象らしいです。
へーーー!
じゃあ、主人公は小説家とか物語を作る人にしよーー!
更に更に!
マルセルの書いた小説は、長過ぎてギネスに載ってるらしく、未完のまま亡くなったらしい。
へーー!じゃあ、主人公もそういう感じにしよ!
【失われた時を求めて】の日本語訳をした人の一人が「吉川一義」さんというらしい。
へーー!読み方だけ変えて主人公の名前にしよ!
※私の好きな「ニーアオートマタ」っていうゲームのシナリオライターさんが「ヨコオタロウ」さんって言って、全部カタカナでかっこいいなと思ってたの……
へーーーー!
って思いながら書きました(今回、地味に賢くなれた気がします)
タイトルが先に決まっているので、そのタイトルに関する情報から、舞台を狭めて物語を詰めていきました。こういう書き方自体初めて過ぎて、良き体験でした。
あと「悪役令息」ってヤツで話が書いてみたかった。これは個人的欲求。
良き体験ついでに、情景描写省略の為に「ト書き」風にまとめてみました。(好き勝手やっておるな)
小話:表紙について
表紙……!
今回に限った事ではなく、本当は毎回絵師の方や表紙デザインの方に作って頂きたいです!!心底!
でも、そんな贅沢な事は出来ないので、毎回必死に世の中の本の表紙を見ながら自作するのです。
……はぁ
そんな風に必死に「0→1」まで作った表紙には、基本的に夫のダメ出しが入ります。
もう!なにコレ!?貸して!
夫は私と違って「デザインの基本はこうですよ」と言われた事を忠実に守って作ります。
私は何も勉強しません。好き勝手作ります。だからでしょうね。
ダサイ!
そこを、少しだけブラッシュアップして少しでもマシに直すのが夫です。
感謝しろ
で、こうなりました。
おおーー!
まぁ、元がアレなのでアレンジしても限界があるとは思うんですけど、良くなってる!やっぱり基本を守るの大事だね~。
この企画の本領は創作中ではなかった
こんな風に新しい挑戦をいくつも出来たこの「タイトル・シャッフルゲーム企画」ですが、この企画の本領が発揮されたのは、
他の方の作品を読んだ時
でした。
本気で唸り散らかしましたよ……!
いや、言葉って本当に「主観」の権化だなって思いました。
だって、私が「そのタイトル」を見た時に受けた「これならこんな話かな?」と全く違うんですもん。
「このテイスト!?確かにこのタイトルで、この解釈……すごすぎ」の嵐。
こういう他の方との「言葉から受ける印象の違い」を楽しく体感できる最高の企画でした。
楽川さん。他の参加者の皆様。
本当にありがとうございました。
最後に他の方の作品への感想を少しずつ語らせて……
楽川 楽さん
「いただきます」
受け攻めの関係性が良いんですって……!
あと、和風ファンタジー(夏目友人帳のような妖な世界観、マジで好きなので最高でした)の描写が完全にドツボでした。綺麗過ぎ。
そして、さすがは楽川さん。タイトル回収が妙技過ぎて、マジで頭を抱えました。最高。
「いただきます」のニュアンスをこのタイプで、しかもストーリーに則って最後に明かすの、もうプロじゃん。
最後に読み手をハッとさせる書き方かっこいいなぁ。
かみすさん
「この恋は、きっと地獄行き」
こんな初歩的な事、ほんとは書きたくないんですけど、マジでもう漫画描ける人凄過ぎ尊敬神(頭が悪過ぎる)
ていうか、かみすさんの絵好きなんですよね、私。
そして、なに。私、こういう主人公を最愛としている所がありまして。チョロくて可愛い。そして、地獄がガチの「地獄」なのが、逆に考えてなかった。
比喩としてじゃないのがさーー!意表!って思いながら読んで、受けに対しても比喩的な意味の「地獄」なの最高!
綺沙きさき さん
「キミがボクを殺す時」
攻めがマジで好きでした。
綺沙きさきさんって書かれる作品によって、攻めの系統が変幻自在で凄いよな、と嘆息したんですよね。
今回の攻めは、受けへの執着病み具合が好み過ぎて堪らない。良い栄養を接種させて頂き感謝。ページを捲った時の「え?あれ?」っていう虚を突くストーリー展開が最高。読み手を戸惑わせるの凄い良い……。
最後のページで攻めが受けに病みを含んだ要求をする所は、最高に私の心を震わせました。
Gta。さん
「その時、心が動いた」
最高、こういう話大好き。
私、こういう小粒な日常エピソードが積み重なって二人の関係性&お互いへの感情が降り積もって進行していく話に、恋してるといっても過言じゃなくらい執着してるんですよね(真顔)
二人が学校のあらゆる場所に向かい合って立っている何げない日常が目に浮かぶ……!
「その時」が来た瞬間、こっちの心も動いたわ。わかってても、攻めに対して受けと一緒に心動かされる妙技。
坊さん
「運命DIYすな!」
私、ちょっとこのタイトルで自分でも考えてみたんですよ。正直【ブラントン・プルースト】と同じくらい、私は「難解過ぎん!?このタイトル!」って思ってて。
いや、坊さん、凄い。
このタイトルの「すな!」の部分の雰囲気も完全に物語中に落とし込んでるの最高です。好き。あと、主人公が私が愛してやまない一生懸命でおバカな主人公なんですって!あ!忘れてはいけない!主人公は攻めからの行為にニブい!もう完全主人公!
女の子に夢中な所もそうなんですけど、anan読んでるのが……!可愛い◎
隣で髪切られたい。二人の会話聞いていたい。
と、語り出すと長くなりがちなので必死に短くまとめたんですけど……結局長くなりましたね。
あー、でもなんか。本当に良かった(感嘆)
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