はいじ、はじめてのアイコン受注

エッセイ

久々のブログ

 

はいじ
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皆様、ブログではお久しぶりです◎

 いや、本当は久しぶりになったらダメだったんです!

 だって、私のブログの目標更新頻度は「週一回」なんですから!

 さて、気を取り直してまた週一更新出来るように頑張っていきたいと思います。

 今回は、「はいじ、生まれて初めてのアイコン受注」をテーマに書きたいと思います。

 

 

はいじ
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そう、こんなへっぽこ絵でアイコンなんか受注しちゃってるんだよ!生意気だね!

 

初クエスト「猫ちゃんがコーヒーとおやつでお茶を楽しんでる姿」

 

 コレが私が最初に依頼者の方から頂いたアイコンの希望でした。

 猫の種類は【茶トラ】【キジ猫】

 さて、色々書く前に、結論として出来上がったアイコンを一旦出しますね。ぽい!

 

はいじ
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わー、猫のカフェ店員になった……

 

 そんな感じで、当初の依頼者の方の希望とは大分と違うカタチで落ち着きました。

 

 ここに落ち着くまでの間のメールのやり取りで、私は当たり前なんですけど思い知りました。描くのは【絵】なのに、やりとりの基本は【文章】だ……!って。

 

依頼者の方の「可愛い」を探す長い道のり!

 

 創作小説を趣味で書いている私は、多少なんですけど抽象的なイメージを言語化する能力が、少しだけある方だと思っています。

 ただ、それ故に「言葉」への依存度も高い事は、私自身かなり自覚してます。

 

はいじ
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よくも悪くも「言葉」は主観でしかないんです。

 そんなワケで、ここからは依頼者の方とのやり取りの中で得た情報の中で、思いつく限りラフを描いてみました。

 最初は素直に描きました。

 あくまで、アイコン制作は「求められているモノ」を具現化するのが目的であって、「奇をてらって相手を驚かせる事=満足度を上げる事」ではないので。

 

 なにせ、アイコンの受注は「金銭」が発生するんです。

 と、いう事は趣味で描く絵とは違うんですよね。私の「好き」「こっちの方が可愛いんじゃない?」という自己顕示欲は一旦封印して、相手の求めるモノを追求するのに徹する。

 だって「私の可愛い」が、「依頼者の可愛い」とは限らないので。

※コレ、頭で分かっててもね……すぐ感覚的に自分の「可愛い」に走ってしまう。

 

はいじ
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お話を書いてると、王道から少し逸らせて”自分”を押し出そうとする癖が付いてるから……

 
今回はあくまで、コレが依頼主の希望!
猫ちゃんがコーヒーとおやつでお茶を楽しんでる姿
 

 

 ①~③は、ほぼ同じですね。

 私の中での依頼者の希望に沿って描いたものが①~③です。

 ④、⑤が依頼者の方から希望を受けていないモノで、私自身が「これはどうですか?私はこういうのも良いなと思いました」という、提案の一つとして上げさせてもらいました。

 

 選択肢の一つとして、自己を出させて貰った感じです。

 

はいじ
はいじ

カフェで店員さんをされてるって聞いてたから…候補に入れて良かった

 

 候補の一つに「自己を反映する」というのは悪い事ではないんだなぁと思いました。

 あくまで選択権は相手にあるし。ほっ。

 

自分の「好き」に反する作業は少しだけストレスを伴う、でもその分……

(私の絵ってみーんな地味な色の洋服を着てるよね。そう、私が地味だから……)

 

 この後も、DMを交えながら実際に絵を描いていく作業を続けました。ただ、やっぱり私ってまだ自分の中の「可愛い」を腹に据えてやっちゃってた所があって。

 依頼して貰った時、依頼者の方は私の絵を既に知ってる状態で私を選んでくださってるので、どこか勝手に「私の絵の特徴を生かした方が良いんだ!」なんて思ってたんです。

 

 そう、私の絵の特徴。つまり、

はいじ
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この、なんともいえない「目」

 だから、ラフの猫ちゃんの目もこの「垂れ黒の目」で描いています。でも、ここできちんと依頼者の方からハッキリとした要望を頂きました。

 

【依頼者の本当の希望】
目は「アニメっぽい目」にして欲しいです^^

 

はいじ
はいじ

あれ?あれれ?

 そう、自己顕示欲の生んだ完全な勘違いなんです!

 あれだけ、相手の欲求を満たせるようにと自己顕示欲を抑えていた筈だったのに……出ちゃう出ちゃう!おさまれ!自己顕示欲!

 いや、ほんと。相手の話をよく聞かなきゃいけないって思いました。教えてくださって良かった。ほっ。

 

 そんなワケで「アニメっぽい目」とやらを探す旅に出ました。

 依頼者の方が、手描きで「こんな風な目だといいなって……」って送ってくださったので、イメージを掴みやすかったです。私も何か依頼する時は、そうしようって思いました。

 

 その依頼者の方のイラストを参考に、また複数描いて選んでもらったんです。今回はが選ばれましたね。

 

 でも、やっぱりコレって絶対に私が描かないタイプの「目」なんですよ!だから最初は物凄く違和感があって。というか、若干ストレスでした。

 

 でも、これは相手にプレゼントするものなんだから。

 「プレゼント」は相手が喜ぶようなモノを選ぶのが基本で、自分の好みを押し付けるモノではないんだって思いながら描いたんです。

(イラストレーターのさいとうなおき先生はいつもそう言ってる。好き)

 

 そうして出来上がったのが、コレでした。

 

 

創作者って自分の「好き」が基盤であり「こだわり」を表現する事にこだわるけれど……

 

 このアイコンの他に、あと2件ご依頼頂いてて、そちらも終了間際なんですけど……なんていうか物凄く勉強になりました。

 

 その中でも、最も大きな学びになったのが

「自分の好みとは異なるモノを表現する」という先にある、世界の広がり

でした。

 

 どうしても「創作小説」を書くというと、当たり前なんですけど「自分の好み」のモノを書く事になっていきます。だって、それが一番楽しいので。そして、そうある事で得られる喜びが「創作」の醍醐味だと思います。

 

 でも、今回のように「誰かの為に描く」という事になると、多少のストレスを感じつつも最後まで「相手」にフォーカスして描き上げる事になります。

 ストレスって言うと凄くマイナスの気持ちが強く伝わってしまいそうなので、言い方を変えようかな。えっと、何て言ったらいいかな……

 

はいじ
はいじ

成長痛? 新しい眼鏡を買った直後の違和感?

 ともかく、最初は違和感なんですけど描き上げた時、そして相手が喜ぶ姿を見た時に思うんです。

 

はいじ
はいじ

あ、コレも全然アリだ!可愛い!

 って(私、すごく単純なので…)

 

 誰かの「可愛い」が私の中にも入ってきてくれて、視野が広がる感じ。

 普通、初見でストレスを感じるような「創作」ってやらないじゃないですか。「楽しくない!」って思ったら即座に引くと思うんです。というか、まず触れもしないかも。

 

 ただ、依頼というカタチになると、ちゃんと一山乗り越えるんですよね。

 そうすると、一気に自分の中に「入ってくる」。つまり、ほんのり感じていた「ストレス」が、実はただの食わずキライだった事に気付けるんです。

 これってお話を書くのにも通じるモノがあるなぁって、本質的な学びになりました。

 書いた事のない設定や、ジャンルも「一度、書いてみる」って、もしかしたら楽しいかも。そんな感じの心持で、毎月の短編武者修行もやっていこうって思いました。

 

 あぁ、今回も長くなってしまった。

 えっと、ひとまず「アイコン作成」は凄く!楽しかったです!という事です◎

 

はいじ
はいじ

次回はちゃんと来週に現れます!

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エッセイ

コメント

  1. 他のイラストも見れて嬉しいです🦄✨✨✨

    • ごんちゃんさん
      わーー^^
      ブログでこんにちは!
      そう、この最初の方がこんな感じで進めていったので、ごんちゃんさん含むもう一方も同じように進めていったんですよね◎
      私も改めて描き進めていった過程を振り返ってみて面白いなぁって思いました。

      ごんちゃんさんのアイコンも良き経験になりました!