ギンモクセイの仕立て屋

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ギンモクセイの仕立て屋(上) (Charaコミックス)

【ギンモクセイの仕立て屋】

 発売日のすぐ後に買ったので、もう一カ月近く経過してしまいました。

(【前世のない俺】を書いたら書こうと思っていたのです)

 

 その意気込みが、やっとの事で果たされる時が来ました!

 さて、1500文字までにまとめる事を目標に、でも書きたい気持ちは抑えずに行きたいと思います。にこ!

 

はいじ的タグ付け

 

 お話のあらすじを上手に書けないので、私が勝手に【ギンモクセイの仕立て屋】にタグを付けるので、それで感じ取ってください!

(ざっくりタグなので、読んで違うよ!コレ!と思われても……ご容赦を!)

 

年下×年上俺様イケメン×気弱平凡お仕事モノスーツ男子R18

 

 まぁ、受けは容姿が平凡というより、俺様に対してって受けを表すならって感じですね。

 R18はそこまで多くないですが、その塩梅も良いです。

 お仕事モノ要素が強いので

 

(しかし、最終話書き下ろしでしっかり致されておりますし、マミタ先生のキス描写は凄まじいモノがあるので満たされました)

 と、お話のタグ付けが終了したので、ここから私がこの作品のどこが好きだったのか、大枠から順に語らせてください!サッ!!

 

注意!

好きな所を心の限り語っているので、多分完全にネタバレっぽい事を書いてます!ごめん!

 

ともかく、スーツが格好良い!

 まずは見てください!!

 めちゃくちゃ表紙が格好良くないですか!?

 マミタ先生の絵がそもそも好きなのに、スーツ男子の立ち絵って……素敵かよ。しかも上下巻で並べて一枚絵になるような構図。

 こういうの、本当にたまんないんですよね。大好き。

 互いに視線を交錯させるスーツ男子の立ち姿。

 最早、これは宗教画的後世にも広く語り継いでいった方が良いと思います。

 

 あと、表紙の色味が本気で好みなのです。

 あとタイトルロゴの所にあるミシンね!かわいい◎

 

やっぱり主人公の魅力が最大級!!

 最初は攻めの灯生(テオ)が「最高かよ。格好良過ぎだぜ。そして、主人公より年下って設定マジでイカしてんな」と、嘆息するばかりだったのですが、やっぱりね。

 

 知ってました、知ってました。

 

 私が作品を好きになる時って、往々にして「主人公」に対して好感を持った時なんですよね!!(まぁ、普通はそうか)

 この主人公、生吹(いぶき)っていう35歳の脱サラリーマン(失恋引きずるゲイ)なんですけど……いや、めっちゃ可愛い。

 

 まぁ、マミタ先生の描かれる絵なので、ビジュアルが可愛いというのもまた魅力の一つではあるんでしょうが……違う!聞いて!ビジュアルの良さは一旦置いて!!

 

 生吹……くん(くん付けしたくなる)は、とても一生懸命なんです。

 ずっと憧れていた祖父の紳士服の仕立て屋さんを、周囲の反対を押し切って引き継ぐんですけど、ともかく場所は一流店が軒を連ねる銀座。

 

 経営手腕なんて何もなに職人の生吹くんが、一生懸命販促活動をしても、全然お客さんが来なくて、どんどん店は赤字になっていって。

 そこに現れたのが攻めの、灯生なんです。

 

生吹くんにもっていかれた瞬間

 生吹くんが出会ったばかりの灯生に、ベッドの中で不安を吐露する場面があるんですけど……

 いや、めちゃくちゃ「あーーーっ!!」って、ちょっと私まで、シクッってなっちゃうくらい、私は生吹くんに感情移入というか、母性系の何かを擽られたのです。

 

 全然上手くいかない店の経営に、その中での生吹くんの口にした台詞。また、この台詞が、絵とガチあった時の威力よ。(漫画の醍醐味感じました)

 

毎日お金のことばかり考えてる。

お客さんが来ても買ってくれたらいくらになるとか、

そんなことばかり考える。

どうして店を継いだのか、日に日にわからなくなってきて…

 

もう一人で店に立つのが怖いんだ。

 ——【ギンモクセイの仕立て屋】(下巻)第7話より

 

 これをベッドの中でしくしく泣きながら口にするのが、もう。

(その後の引きのベッドシーン(ヤッてない)の余韻がまた……)

 

 私のお話の語彙的に言うと「よしよし」してあげたい、みたいな。

 そういう慰めと、応援と、守ってあげたさと、背中を押して上げたさが混在する!魅力的な主人公なのです!!

 

 まぁ、作品中では灯生がよしよししてくれていたので、その心も満たされました。

 この場面があったからこそ、何故、灯生が生吹くんを好きになったのか、尽力して店を立て直すのを助けようとしたのか分かる。

 攻めの行動原理の裏付けを、主人公の魅力と共に表現される、最高の場面でした。

 

 BLにしても何にしても、物語って主人公の魅力が、他キャラと関わった事で深堀りされた瞬間が、一番物語としての深みを増すんだな~~と頭を抱える程、悶えた瞬間でもありましたね。感謝。

 

 

 さて、ここで既に目標の1500文字を過ぎているのですが、まだ話させて―!!

 

灯生(攻め)好きな所

 年下なんだよねーーー!

 敏腕経営者的ノリで「俺に賭けろ」とか言って現れる、ちょっぴり俺様な攻めが年下って、その時点で魅力をパンパンにリュックに背負って現れて来てますよ。よいしょって。

 

 ズルイズルイ!

 

 なのに、この灯生……ちょいちょい発する台詞(言葉)が地味に可愛いんですよ。

 

主人公を「さん」付け

 ちょっぴり偉そうで俺様な雰囲気なのに、ちゃんと主人公の事を「生吹さん」って呼ぶの、かなり私のツボ突くんですよね。

 

★蛇足★

(私【弱ペダ】の一見元気キャラのコロコロの主人公感満載の鳴子君が、主人公を、ちゃんと「小野田くん!」って君付けして呼ぶのにも、心攫われたんですよね……あんた見た目、めちゃ馴れ馴れしく呼び捨てしそうなのに……ギャップ、好き!ってなりました)

 

他にも、

「好きになっちゃったの?」

「うれしー」

 

 とか、ちょいちょい台詞が可愛いの、なんなの?

 その魅力のパンパンに詰まったリュックから、魅力入れ過ぎて中身をおっとって言って落としてコロコロ転がしちゃって、それを追いかける姿が可愛いみたいな魅力を発揮しないで!好き!

(わけわからん)

 

生吹に「なんで俺の事好きなんだよ!」って聞かれた時の答え

 

 これがねぇ。

 本当に好きだったんですよ。“緩急”っていうんでしょうか。

 

 灯生の過去回想からの、生吹くんとの出会い(灯生視点)……とまぁ下巻のスタートは、上巻の灯生の数々の行動に対して、こういう理由と気持ちがあったからなんだよ、という説明、裏付けのようなターンから始まったんですよね。

 それを踏まえて、生吹くんからの上記の問い。

 

 それに対する灯生の答えが、もう、ね。

 灯生本人も「よくわからん」と言いつつ、その後に、続いたセリフよ。

 言葉多く使う事なく、さりげなく、何気ない言葉で伝えられた、何て事のない理由。

けれども、全ての本質がそこにあるという。

 

 最後に灯生「それじゃ、ダメ?」って生吹に尋ねるんですけど、「それだけ」の言葉に全てを込めた、マミタ先生の言葉選びと、ベッドの中で生吹(受け)の寝顔を見ている時の、灯生の表情描写が、ほんっとうに、なんとも言えん。

 

 灯生が何て言ったかは、もう普通に読んだ流れで体感して欲しいです。

 表情芝居を存分に出して表現できるって、漫画の至高の素晴らしさよ――!感謝。

 

漫画の表現的に「すき!!」ってなった場面。

 

 地味に脳内で映像化して「はぁっ」って嘆息した場面があるんです。

 読んでない方には訳わからん事この上ないでしょうが、もう、好きなBL漫画について学校で友達が熱く語ってると思って、多目に見て!!

 

第1話の終盤。

(ちょうど、帯にあった!この後からの流れよ!!)

 自分を全く覚えていない生吹くんに、灯生が自分の存在を思い出させる場面があるのですが、そこの、コマ割りと表現が……すき。

 

 灯生が生吹の顎を掴んで、キス。

 生吹くんの見開かれた目のアップ。

 そこから散らばる空き缶。灯生の背後視点から映る生吹くんの引きで見せる俯く描写。

 口元だけ映る灯生。

 

 コマを横断して左下に描かれる灯生が生吹くんの手を引く、手だけの絵。

(灯生の色白の手と、色黒の生吹くんの手のコントラストが……)

 

 かーらーの、二人が最初に出会った時にベッドの上でキスをするコマに移る、一連の流れ。

 

 あまりにも流れるようにテンポの良い一連の視点の動線に、嘆息しかなかったですよ。

 漫画だからこその、テンポ。

 そして、それを絶妙な所で改ページして「間」を取るが表現できるって、漫画の真骨頂だと思いましたね。

 

文章で書くのだとしたら……

 これを文章で、同じくらい魅力的に表現しようと思ったら、どうすればいいんだろう?と、心底思いましたよ!無理だね!無理無理!

 私、よく好きになった漫画って「このシーンの表現激熱!」ってなる事が多くてですね。

 ただ、如何せん私は文章を書く表現しか出来ないので、文字に落とし込めないかなぁーと考えてはみるんですけど……

 

 媒体が違うんだからさ。

 文章には文章での表現技法があるし、完全に互換性のある代替表現なんてないんです。

 

 でも、考えちゃうよね~~。

 素敵なモノは取り入れたくなるし、見様見真似ながらマネしたくなっちゃうもんだよ。

 

最後に

 

 とまぁ、今回も長くなりましたが、語らせて頂きました。

 3500文字オーバーの、また何とも読みづらい記事ですが、好きなモノを語る時に歯止めは利かないよ!となった今日この頃です。

 

 マミタ先生、素敵なお話をありがとうございました!

 次は「ナツメさんは開発かれたい」の感想も書きたいし、一次創作の小説についても書きたいなぁ。そっちはTwitterかぁ?

 時間、足らないなぁ!

 

——–作品情報———

 

 

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